LINEが急に使えなくなったときの原因、対処法まとめ

LINEを開いたときに心当たりが無いのにこのような画面になってしまっていませんか？

どうやら他の端末でアカウントにログインしたため、突然LINEが強制ログアウトされてしまっているようです。

筆者は解決までかなり苦戦したので、この症状に対して様々な原因と対処法をまとめました。

原因①：自分で違う端末でログインした

まず考えられるのは自分で他の端末でログインしたことです。

LINEは基本的には1端末に1アカウントしか登録できません。スマートフォン2台で同じアカウントを運用することはできない仕様になっています。（一部Androidスマートフォンを除く）

そのため、違うスマートフォンで自分のアカウントにログインすると、昔使っていた端末では上の画像とともにデータがすべて削除されてしまいます。

ただし、iPad等のタブレット、PCやMacであれば同じアカウントを運用することができます。自分で違うスマートフォンでログインしたときのみ、利用できなくなることに注意しましょう。

対処法

まずは自分がログインしている端末をすべて確認しましょう。

自分がメインで使っているスマートフォンにだけログインするようにすればOKです！

原因②：アカウントが乗っ取られた

次に考えられる原因は、アカウントが乗っ取られたことです。

一時期ニュースで騒がれていたLINE乗っ取りの被害にあったということです。最悪の事態です。

しかし、LINEアカウント乗っ取りは基本的にはできないようになっています。

アカウントを乗っ取るにはIDとパスワードが必要です。それらはよほどのことがない限り流出することはありません。

あやしいメールやメッセージ、SMSに自分のパスワード、もしくはSMS認証コードを伝えない限り乗っ取りはできません。過去にそういった心当たりが無いのであれば可能性は低いです。

対処法

一番最初に行うべきは他のSNSでLINEが乗っ取られた可能性があることを家族、友人に周知することです。LINE乗っ取りは詐欺のためにされることがほとんどです。周りへの周知は最初に急いで行う必要があります。

次に他のデバイスでログインしてみてください。可能であれば直ちにパスワードを変更し、再び乗っ取りがないように対応しましょう。

ログインできなかったらLINE社に対応してもらう他ありません。LINE問題報告フォームより現状を伝えましょう。

→LINE問題報告フォーム

回避方法

ハッキングを防ぐ方法をまとめます。

・「設定」→「アカウント」→「連動アプリ」より、使用していない連動アプリを消去する。

・「設定」→「アカウント」より、ログイン許可をオフにする。（ただし、iPadやPCでLINEを使わない場合のみ）

・「設定」→「アカウント」より、ログイン中の端末が全て自分のものか確認する。知らない端末は適宜削除する。

・「設定」→「アカウント引き継ぎ」でアカウント引き継ぎがONになっていないことを確認する。

考えられる原因③：電話番号の更新忘れ

最後に考えられる原因は電話番号の更新忘れです。

LINEアカウントはSMS認証によって、一つのアカウントに一つの電話番号が紐付けられています。

なので、スマホの解約、再契約で電話番号は変わっているにも関わらず、電話番号を更新し忘れると、暫く経ってからログインできなくなることがあります。これは、自分の昔の電話番号で新たな回線契約がされ、その契約者がLINEを登録することによって自分のアカウントが上書きされ、消滅してしまうことが原因です。

電話番号は頻繁に更新するものではないので珍しい原因ですが、私の場合これが当てはまりました。

対処法

アカウントの復元は不可能です。友達やトーク履歴も復元できません。

LINEカスタマーサービスに現状を伝え、自分のアカウントがどうなっているかを聞きます。電話番号の更新忘れであった場合、「心苦しいのですが復元は不可能～」という内容の返信が帰ってきます。

なお、購入済みの有料アイテムは復元できる可能性があるようです。具体的な手順はLINEにお問い合わせして、指示に従いましょう。

LINE Payのアカウントの安否が気になると思いますが、そこは問題ありません。出金手数料216円を払うことで補填することができるようです。

回避方法

電話番号を更新した際にはしっかりと登録を行いましょう。

電話番号の変更は、「設定」→「アカウント」→「電話番号」もしくは「設定」→「プロフィール」→「電話番号」より変更できます。