6月初旬に発表が予定されているPixel 4aですが、当初は399ドル~(約4.3万円〜)という価格が予想されていました。
しかし、9to5Googleの編集長が最近ツイートしたところによると、「128GBモデルで349ドル~(約3.7万円〜)になるらしい」とのことです。
結果、ベースモデルとなる64GBモデルは299ドル~(約3.2万円〜)になる可能性がでてきています。
source suggests that $349 price will be for 128GB model
— Stephen Hall (@hallstephenj) May 14, 2020
iPhone SEへの対抗か
そもそも、Pixel 4aの予想価格(399ドル~)は、Pixel 3aと同じという想定のものであり、Googleが公表したものではありません。
とはいえ、昨年同時期に投入されたPixel 3aの発売価格から100ドルも下げるとなると、iPhone SEを意識した可能性は十分にあります。なお、telektlistも、一昨日(5月13日)の投稿で399ドル~の価格設定は考え直したほうが良いのではと指摘していました。
Pixel 4aとiPhone SEでは、Socの能力で2倍近い差が開いてしまう見込みです。Pixel 4aはSnapdragon 730搭載が予想されており、iPhone SEはA13 Bionic搭載です。
今回の値下げが事実かどうかは正式発表を待つ必要がありますが、仮に値下げが事実であれば賢明な判断だと筆者は思います。Googleは独自Socを開発中との報道もありますが、同時期に発売するミッドレンジモデルでSocの差が2倍という現状は、Googleにとって良い状況とは言えません。
他のスマホメーカーの価格戦略にも期待
iPhone SEやPixel 4aがコスパ志向を強めてきたこと(Pixel 4aに関しては予測ですが)を契機に、他のAndroidスマホメーカーも、ミッドレンジ機のアメリカ/ヨーロッパ/日本等先進国での価格戦略を考えなおすことを期待しています。
多くのメーカーが、グローバル版モデルの価格を中国・インド版よりかなり高く設定している現状を変えてほしいです。
Source: Twitter
あー、3万か。
結構良さげだけど最高ってわけでも無いかも