グローバル版Xiaomi端末へのMIUI 12の配信が始まっているようです。筆者の愛機Mi 9Tがアップデートを受けることが出来たため、実際に使用したレビューを行っていきます。
目次
多彩な機能が追加されたが、見当たらない機能もあり
アップデート内容は上記の画像の通り。セキュリティ機能など、大きなアップデートが大量に行われています。
この中で、筆者が一日使って気になった一部の機能を紹介します。
アニメーションがより豊かに&フロートウインドウが便利
はっきりと分かったのは、アニメーションの増加です。操作時の様々なアニメーションがよりスムーズでダイナミックになっています。
また、以下のTwitter動画の後半で使用しているフロートウインドウがかなり便利です。横画面でも使えるため、ゲームやライブ配信などと同時にTwitterを見るなど、様々な使い方が出来そうですね。
グローバル版のMi 9Tに、
MIUI 12が来てた。アニメーション豊かになったな…
動画カクついてるけど、
実際はスムーズです。#miui12 #mi9t pic.twitter.com/aemtv7tt88— 岩佐 @19歳駆け出しライター (@nagi_iwasa) July 22, 2020
全画面表示ライン(ナビゲーションバー)が追加
パッと見て目に付くのはナビゲーションバーです。MIUI 11では非対応だったため、バーの追加は楽しみでした。
ただ個人的な感想ですが、若干太くアニメーションの動きも小さいため、少し違和感を覚えました。特にダークモードの場合は、真っ白なナビゲーションバーが結構目に付きます。
慣れれば気にならなくなると思いますが、最悪設定で非表示にすることも可能です。
部分的なスクリーンショット機能&AIシャッターは搭載されず
この2機能はアップデート内容になく、まだ非対応のようです。一応動画などの通りにやってみましたが、設定項目にもありませんでした。
Weiboの動画によると、部分的なスクリーンショットは「設定→追加設定→ボタンのショートカット→スクリーンショット」の項目で確認できるとのこと。手持ちのMIUI 12端末がある方は探してみてください。
AIシャッターのモードも、カメラアプリ内では見つかりませんでした。
普通のカメラモードでシャッターボタンを長押しすると動画が撮影されます。ちなみに、カメラアプリのUIも若干変更されているようです。
これらの機能はおそらく今後のアップデートで追加されるでしょう。端末による違いの可能性もあるため、もし出来た方いらっしゃればコメント欄で教えてください!
Mi 9Tは正式対応してないが、Super Wallpaperも使える
手順は以下の記事とほぼ一緒です。Mi 9Tの場合では、正式なSuper Wallpaperと同じくAODからのスムーズなアニメーションが楽しめました。
なお、筆者の環境ではGoogle壁紙で設定するとうまく動作しなかったため、「Space Galaxy Live Wallpaper」というアプリを利用しています。アプリの信頼性は微妙なので、自己責任でお願いします。
ちなみにSuper Wallpaperで端末が重くなったりすることはありませんでした。体感では普通のライブ壁紙程度の負荷しかかかっていないように思えます。
より滑らかで豪華なUIに&アプリドロワーも標準搭載
レイアウト崩れしていますが、この部分以外は特に見当たりませんでした。ただ、端末によって違うかもしれません。
全体的に見れば、かなり満足度の高いUIに仕上がっています。
少し気になる部分もありますが、これといって致命的な不具合は感じません。個人的にはMIUI 12にアップデートして困ったことはありませんでした。
言語によるレイアウト崩れなど、細かい部分はこれからのアップデートで少しずつ修正されていくでしょう。
なお、telektlistのMi 9ユーザーによると、MIUI 12でアプリドロワーが標準搭載されたそうです。
ただ端末によって差があるかもしれません。筆者のグローバル版Mi 9Tは、最近のMIUI 11アップデートで既に搭載されていました。ドロワーが無かった方は、MIUI 12へのアップデート後に確かめてみてください。
なかなかいい感じですね。Mi 10にも早く着てほしいです。