2020年、時代は5Gに突入。
2020年の第1四半期(1月~3月)での5Gスマホの全世界出荷台数が、Strategy Analyticsにて公開されました。出荷台数は驚くほどの伸びを記録しています。
第1四半期全体で2,400万台越え
2020年の第1四半期(1月~3月)における5Gスマホの全世界出荷台数は驚異の2,400万台越え。参考までに、2019年の5Gスマホ出荷台数は通年で1,870万台でした。
2020年は、前年の通年出荷台数をたった3ヵ月で大きく追い越すペースです。真の"5G元年"のスタートといえるのではないでしょうか。
サムスンとHuaweiをあわせて8割近いシェア
メーカーごとに見ていくと、1位サムスン(830万台)、2位Huawei(800万台)、3位vivo(290万台)、4位Xiaomi(250万台)と続きます。
5Gスマホは、サムスン(34%)とHuawei(33%)の2社が大きくリードしています。しかしその2社もあぐらをかいてはいられません。
2020年後半に登場するであろう新型iPhoneは、5G対応が予想されています(iPhone SEは5G非対応)。その新型iPhoneが登場すれば、Appleが上位に食い込んでくることは言うまでもありません。真の5Gスマホ競争はこれからでしょう。
日本における5Gの今後はどうなる?
日本でも各キャリアが、本格的に5Gサービスを始動してきています。対応機種の取り扱いは既に始まっており、キャリアでも5G端末を購入することができます。しかし、5G対応エリアは限られており、コロナウィルスの影響で基地局整備が遅れているようです。
ドコモの4月末段階の5G契約件数は、およそ4万件とのこと。日本は特にiPhoneのシェアが高いので、本格的な5G端末普及は今年後半になりそうですね。
また、5G関連として下記の記事もどうぞ。
source:Strategy Analytics, Docomo
日本のキャリアが5Gやる気ねぇからなぁ
ソフトバンクなんて特にやる気ない