中国市場以外ではまだまだ高価格の印象が強い5Gスマートフォンですが、サムスンは低価格モデルGalaxy A22 5Gを準備しているようです。Galaxy A22 5Gは2020年7-9月に最も売れたAndroid機であるGalaxy A21s(等)の後継という位置づけとなるでしょう。
Galaxy A22 5Gが実際に登場した場合、Galaxyスマートフォンで最も低価格の5Gモデルとなり、中国以外の多くの国でも発売されるでしょう。日本でもGalaxy A21が低価格4G機としてDocomoやUQモバイルから発売されており、A22 5Gの日本発売の可能性もあるかもしれません。
他社がサムスンの代わりにデザインから生産まで担当か
Galaxy A22 5Gですが、Galaxy Aシリーズの低価格モデルになるということで、JDMという方式が取られると報じられています。JDMはジョイント・デベロップメント・マネジメントと呼ばれ、ODMやOEMのようにメーカーからの委託ですが、この場合は製品開発からデザイン、生産まで全てをサムスンが依頼した他社によって行われます。
現時点ではGalaxy A22 5GのチップセットはMediaTekのDimensity 700になると伝えられています。Dimensity 700は現在リリースされている5G対応SoCの中で最も安価とみられています。700より一つ上のDimensity 720搭載機は中国市場で複数発売されており、それら機種の多くの価格は日本円換算で1万円台になっています(Realme V3など。)
Galaxy A22 5Gは200,000ウォン(約19,000円)程度で2021年に入ってからインドや一部のアジアで販売がされると予想がされています。中国市場で今年起きた5G機格安化の波は、Galaxy A22 5Gによって他のアジア諸国にもたらされそうです。
Source: Daum
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