GoogleによるGoogle Play Musicは2020年をもってサービス終了となることが発表されました。Google(YouTube)はユーザーに対してYouTube Musicを代わりに利用するようすすめています。
Google Play Musicはアプリ内で曲を購入したり、本体内のmp3ファイルを再生できる機能がついた2015年9月にサービスが開始されたGoogle純正のミュージックアプリです。
音楽ストリーミングサービスの世界シェア
2019年の音楽ストリーミング市場シェア(有料サービス)をみると、Spotifyがトップを走り、Googleは劣勢です。Youtube Musicが世界5位でかろうじて6%のシェアを獲得しています。
8月から徐々にサービスに制限が始まる
Googleはユーザーの混乱を避けるため、Google Play Musicのサービス終了まで時間を設けています。ユーザーは2020年12月末に予定されているサービス終了までに何かしらのアクションをしなくてはいけません。
8月中にGoogle Playストア経由での曲の購入、Musicマネージャーでの曲のアップロードができなくなります。9月から一部ユーザーがGoogle Play Musicサービスにアクセスすることができなくなり、12月には全面的にアクセスが不可・サービスの終了というスケジュールになっています。
今後はYouTube Musicへ移行となる
Google Play Musicを現在使用しているユーザーが同等のサービスを受け続けたい場合、今後はYouTube Musicへ移行をする必要があります。
Google Play MusicからYouTube Musicへの移行方法も公式ビデオ内で解説がされています。作業の前にユーザーはYouTube Musicアプリ(AndroidとiOS対応)をインストールする必要があります。詳しい移行方法はビデオから確認が可能です。
Google Play Musicでは最大1,000曲まで追加ができたプレイリストも、新たなYouTube Musicでは最大5,000曲までの追加が可能となっています。トラックに追加できる50,000曲という数字も、YouTube Musicになり100,000曲まで倍増しています。
Google Play Musicで購入した曲はYouTube Musicでも引き続き楽しむことができ、ユーザーの利便性も考えられています。一方でポットキャスト機能はYouTube Musicで使用できないため、Googleポッドキャストなどの別サービスの利用を検討する必要があるでしょう。
YouTube Musicの使用は広告付きのプランであれば無料です。広告なし・バックグラウンド再生などの機能が付いたYouTube Music Premiumというプランは月額980円から利用が可能です。
Source: Google , Counterpoint
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