画像ソース:DSCC
ディスプレイ専門の調査会社DSCCによると、2022年第一四半期(1~3月)の折り畳みスマホの市場規模は、前年同期(つまり、2021年1~3月)比で、571%拡大したようです。結果、2022年第一四半期の折り畳み出荷台数は約222万台となったようです。
また、2022年第一四半期時点における折り畳みスマホ市場のシェアの50%超はGalaxy Z Flip3 5Gが占めており、2位のGalaxy Z Fold3 5Gのシェアも20%超となります。つまり、この市場の先駆者であるサムスンが、3分の2超のシェアを確保しています。
OPPO・Xiaomi・vivoのような中華系メーカーが(Galaxy Zシリーズ)より高コスパな折り畳み機をリリースし始めていますが、折り畳みスマホ市場におけるサムスンの地位は今のところ安泰のようです。
2022年通期ベースでも市場拡大を見込む
前述のDSSCによると、折り畳み機市場は2022年通期ベースでみても前年比で2倍前後の拡大が見込めるようです(結果として、2022年通期ベースでの折り畳み機の出荷台数は約1,600万台になるとの予想。)
この折り畳み機スマホ市場の拡大を見越してか、中華メーカーだけでなくGoogleの同市場への参入も有力視されています(Googleの参入時期は2023年とみられています。)
市場全体の拡大に伴って、Galaxy Zシリーズのシェアは徐々に下がっては行くでしょう。が、折り畳みスマホメーカー向けにディスプレイを提供する立場でもあるサムスンにとって、折り畳み機市場の更なる活性化は望むところでしょう。
Source:DSSC
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