Facebookのゲーム配信専用アプリ、Facebook GamingがGoogle Playストアに登場しました。すでに日本でもインストールできる状態で、日本語で利用できます。また、アップルの認証を通り次第、iOSのApp Storeにも配信される予定です。
Facebookは本来6月のリリースを予定していましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、自宅待機している人からのニーズが高まっているとみて、2ヵ月前倒しで配信を始めたようです。
Facebook Gamingとは?
Facebook Gamingは、Facebook内に機能の一つとしてあったサービスが独立したアプリになったものです。内容はほぼ同じですが、Messengerのように専用のアプリとなることで、手軽にゲーム配信や視聴が出来るようになりました。
主な機能は、ゲームのライブ配信とその試聴です。アプリを開くと、ライブ中の動画一覧がFacebookのタイムラインのように表示されます。チャット機能で視聴者同士でコミュニケーションを取ることもでき、ゲーム配信アプリとして基本的な機能は一通りそろっています。
筆者も試しにインストールしてみましたが、操作は全体的にFacebookと同じ感覚でした。Facebookの利用者には使いやすいかもしれません。Facebook Gamingに搭載されているミニゲームをフレンドと遊ぶことが出来るのもポイントです。
Facebookはゲーム市場でAmazonと競合?
Facebookのプラットフォームでゲームをする月間ユーザー数は7億人を超えているといわれています。今回のアプリ独立で、ゲームのライブ配信機能の強化を進めるとみられます。
世界で最も人気のあるゲームのライブ配信サービス、TwichはAmazon傘下です。Amazonはクラウドゲーム事業への参入が噂されています。
ゲームのライブ配信分野では、既にTwitch、Youtube、Facebook Gamingが3強を形成しています。モバイルゲーム・ゲームのライブ配信・クラウドゲームという三つの異なる市場を巻き込んだプラットフォーマー達の競争に今後も注目です。
source:engadget,nytimes,Streamlabs
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