サムスンの最新のハイエンド機向けSoC、Exynos 2200はGalaxy S22シリーズのヨーロッパ・東南アジア・中東・アフリカ向けモデルに搭載されていましたが、Exynos 2200搭載版のGalaxy S22には不具合が多発しているようです。
著名リーカーIce Universe氏によると、カメラのバグ・スクリーンの不具合・GPS機能等の不具合が(Snapdragon 8 Gen 1搭載版にはなく)Exynos 2200搭載版のGalaxy S22にのみ発生しているようです。
Exynos really needs to be optimized, the S22's camera bugs, screen failures, and GPS failures all happened in the Exynos 2200 version
— Ice universe (@UniverseIce) March 24, 2022
また、Galaxy機に詳しいガジェットメディアSAMMobileも、「ここ最近の「xynos搭載フラッグシップ機としては最悪」というオピニオン記事を投稿しています。
RDNA 2 GPUを搭載したExynos 2200は期待されていたが
AMDと共同開発したRDNA 2 GPU、Xclipse 920 GPUを搭載したExynos 2200を搭載し、スマホ向けSoCとしては初めてレイトレーシング(ray tracing)に対応する等期待が高かっただけに、今回のネガティブ評価は残念ですね。
サムスンが汚名返上するには、次世代SoC、Exynos 2300が来年登場するまで待つ必要があるのでしょうか。なるべく早く現行のExynos 2200搭載機の不具合を解消させてほしいですね。
なお、幸いなことに、日本発売予定のGalaxy S22シリーズはExynos 2200でなく、Snapdragon 8 Gen 1を搭載するとみられています。
「xynos
落ち着け