あの、Androidの父と呼ばれたアンディ・ルービンが作ったスマートフォン、Essential Phoneが海外から1年遅れで遂に日本のMVNOから発売されることが決定しました。
Essential Phoneはベゼルレスもノッチも流行していなかった時代に、カメラぶを切り取ったようなデザインで発表されて我々の度肝を抜いたことはまだ記憶に新しいです。その外観およびスペックから期待度が高かったのですが、カメラのソフトウェアの出来が悪く、様々なメディアから酷評され、話題にあまり上がらなくなりました。カメラのソフトウェアはアップデートにより改善されましたが、それでもEssential Phoneは挽回することなく、頻繁に値下げをするようになりました。最近では最安で224ドルになったり、イヤホンがついてくるといったキャンペーンをしていました。
評判が悪かった時期があるといえども、カメラはもうアップデートで改善済みですし、スペックもSnapdragon835搭載でRAM 4GB、ROM 128GBと今でも十分戦えるレベルです。さらに、Androidでは珍しく、ソフトウェアのサポートが続いており、最新のAndroid 9.0へのアップデートの対象にもなっています。さすがはAndroidの父が作っただけはあります。
さて、このEssential Phoneですが、実はちょっと前に公式ホームページで日本への輸送ができるようになていて、日本でも購入できる状態でした。つまり、厳密にいうと今回が日本初上陸というわけではないのです。
公式ホームページで購入すると、本体が499ドル、送料24ドルでしたが、今回のMVNOでの発売は、楽天モバイルが49,800円(税別)、IIJが4万6000円(税抜)という価格になります。ちょっと値段が下がった感じになりましたね。
ちょっと前までセールで224ドルだったと考えるとちょっと残念な気はしますが、それでもEssentialがきになる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。販売はIIJは本日9/11から、楽天モバイルは9/15から、各社台数限定になります。
高いと思います。