Huaweiの端末には、Androidをベースに独自の改造が施されたEMUIというカスタムOSが搭載されています。
Huaweiはその最新バージョンであるEMUI10を、8月9日のHuawei Developer Conference 2019(HDC 2019)にて発表する予定です。これを控えて、EMUI 10についてのプロモーション画像がいくつか公開されました。
画像を公開したのは、Huawei関連のニュースを報道しているHuawei Central。Huawei China Developer Portalにて、これらの画像を見つけたということです。
公開された画像は全部で7枚。
画像を見れば分かるように、これらはEMUI10の実際のスクリーンショットではなさそうです。しかし、しっかりイメージが掴めるように、中国語で説明が書かれています。
画像によれば、EMUI10は、あらゆる場面のUIが新しくなり、UIのアニメーションなどもよりスムーズになるといいます。ボタンなど、UIデザインのパーツもそれぞれ新しくなるということで、今までのEMUIとはひと味違ったものになるでしょう。
今回のアップデートはやはりUI面がメインになりそうな気がしますが、画像では機能面でのアップデートも示されています。
EMUI10では、ゲーミングやビデオの視聴時のパフォーマンスが向上しているとのこと。こういった宣伝文句は毎度のことですし、実際の体感がどうなるかというのが問題です。
また、「ビデオ着信音」という機能も紹介されています。着信があった際に、音やポップアップ通知だけではなくより視覚的な通知が表示されるようになるのかも知れません。正直、あまり需要がなさそうな気もしますが、使ってみなければわかりません。
新しいEMUIでは、ベースとなるAndroidに最新のAndroid 10 Qが採用される予定です。海外掲示板のRedditに、「Android 10 QベースのEMUIアップデート」が提供される予定のHuawei端末の一覧が投稿されていました。信憑性は定かでは有りませんが、一見の価値ありです。
やはり新しめの製品が多いのは当然ですね。日本で人気のあるP20 Liteが含まれていないのは残念です。一昨年の発売であるMate 10がアップデート対象になっているのは少し驚きました。発売当時はAndroid 8でしたので、二度目のアップデートということになります。
どんな見た目になるのか、発表が楽しみです。
Source:GIZMOCHINA,Huawei Central
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