NTTによるDocomo100%子会社化方針が9月29日に正式発表されました。NTTによる発表資料にはOCNモバイルONEを運営するNTTコミュニケーションをDocomoに「移管することを検討」すると明記されています。
Docomoは3大キャリアの中で唯一サブブランドを持っていないキャリア
Docomoは、auにとってのUQモバイル、Softbankにとってのワイモバイルのようなサブブランドを持っていない唯一の三大キャリアです。Docomo社長(今年12月に退任予定)の吉澤社長は、過去サブブランドを持つことの意義については否定的な発言をしていました。新任で社長となる予定の井伊氏は現時点では「何も考えていない」と発言しているようです。
他方、日経新聞電子版によると、NTT側はDocomoに対して2018年以降「低価格ブランド」を検討するようにDocomoに求めていたようです。
OCNモバイルONEがDocomoのサブブランド化した場合の期待と不安
SIMフリー機好きユーザの視点では、Redmi Note 9SやOPPO Reno3 A等のミッドレンジ機の割引販売に積極的なOCNモバイルONEが、Docomoのサブブランド化になることにより通信サービス品質が更に向上するのは良いことだと思われます。OCNモバイルONEは現時点でも推定170~180万人の契約者を抱えています。Docomoのサブブランド化すれば、ワイモバイル(契約者数500万人超)やUQモバイル(契約者数200万人超)と対抗できる規模にすぐ成長できるでしょう。
懸念事項としては、OCNモバイルONEがDocomo傘下に入ることで、現在のMVNOとしての積極性が失われることでしょう。OCNモバイル/goo SIMsellerはSIMフリー端末を毎月少しづつ価格を切り下げてセール販売してくれるIMフリー機好きユーザにとっては有難い会社です。Docomoサブブランドに(仮に)なっても、(サブ)ブランドに胡坐をかかずに積極的なキャンペーンを仕掛ける会社であり続けてほしいです。
>>(サブ)ブランドに胡坐をかかずに
おっ
まるで他のサブブランドが胡坐をかいているかのように書いてますねぇ()
どこの事でしょうかねぇ