中華スマートフォンと言えば価格やパフォーマンス性能だけに注目してしまいがちですが、中にはデザイン性に優れたものも多く存在します。
今回はこれまで50台近くの様々なデザインのスマートフォンを購入してきた筆者が、デザインに優れたマイナーメーカーの格安中華スマホを7つチョイスしました。私が個人的に気になっている機種から巷で評判の良い機種まで、幅広いスマホの中から厳選しています。ぜひ最後まで楽しんでもらえれば幸いです。
目次
Elephone U2- ポップアップ型デュアルカメラ搭載機種最安*
Elephone U2は240ドル(約26000円)で手に入れられる、ポップアップ型カメラを搭載するスマートフォンとして手頃な価格の機種です。さらに言えば、ポップアップ型カメラはデュアルレンズになっています。
フロントカメラを見せないElephone U2のデザインはとても魅力的です。本体スクリーンの下部分のベゼルも、非常に薄いことが特徴です。
本体カラーはレッドとブルー、ブラックの三色から選ぶことができます。
背面デザインも高級感のある仕上がりとなっており、Elephoneのロゴも銀色に美しく飾られているのがポイントです。カメラのないフルスクリーンのディスプレイによる高いデザイン性は圧巻です。
*telektlist調べ、2019年6月現在
Ulefone T2 Pro - 超ベゼルレス
Ulefone T2 Proは2018年のフラッグシップスマートフォンとしてUlefoneから発売されました。
どれくらいベゼルが薄いかと言うと、画面右上の時計表示がうまくされないレベルです。ベゼルが薄いのに加え、ディスプレイの角が丸くなっているため、時計表示の文字がわずかに欠けてしまうようです。
スペック面でも、メモリは8GBでストレージ容量は128GB、チップセットにはHelio P70が採用されています。約3万円で販売される予定でしたが、残念なことに販売中止となってしまった幻のスマートフォンです。
Xperia XAシリーズなど、横幅を切り詰めたスマートフォンよりもベゼルが薄いUlefone T2 Proは、ベゼルレススマホの王者なのではないでしょうか。
2019年にはパンチホールカメラを搭載した改良モデルが新たに発表されるという噂もあります。
Smartisan R1
Smartisan R1は今回の記事の中で最も高額なスマートフォンです。
ベゼルが非常に薄いデザインに、スタイリッシュなボタン周りが特徴です。ブラックカラーの側面にはブロンズカラーのラインが入っているのが魅力的。
カラーはブラックとホワイト、ブルーの3色から選択できます。
Bangoodで購入が可能となっていますが、Smartisanのスマートフォンの評判は良いものばかりではないため、納得した上で購入することをおすすめします。
Ulefone MIX
Ulefone MIXのデザインは非常にかっこよく仕上がっており、おすすめの一台です。
Ulefone MIXでは黒と青のカラーから選ぶことができますが、どちらもカメラのレンズ枠とUlefoneのロゴが金色になっており、目立ちすぎないアクセントになっています。
ベゼルレスデザインも大きな特徴ですが、写真と実物と違うことも中華スマホではよくあること。メーカーの公式画像を信用するかは読者のみなさん次第です。
青色のモデルは、背面が光の当て具合によってキレイに光るということで、特に人気のカラーになっているようです。
値段以上の高級感があるのは間違いありません。そして、黒と青のどちらを選んでも失敗はないでしょう。
箱のデザインが良い上に付属品も充実していますが、おまけのTPUケースはあまり質が良いものではないので期待してはいけません。
Elephone U
2万円超えと格安中華スマートフォンとしてはやや高めの価格ですが、それに見合ったデザイン性の高さがElephone Uの魅力です。
ディスプレイ周りは流行のノッチデザインではないものの、Galaxy S8などでおなじみのインフィニティディスプレイのようなベゼルデザインになっています。
メーカーロゴも、Elephoneの文字はなくロゴのみとなっているので、背面のきれいなデザインが更に際立っています。
手が異空間から飛び出ている画像がちょっと怖い
デザインが良いのはもちろん、パフォーマンス性も優れているのが特徴です。チップセットはSnapdragon 660を搭載し、内臓メモリは6GB、ストレージは128GBとなっています。顔認証と指紋認証のどちらにも対応しているのもポイントです。
指紋センサーはカメラ部分と一体化したデザインになっているので、目立ちにくくなっています。
Cubot X18 Plus
Cubot X 18 Plusのデザインも負けていません。カラーはブルーとブラックから選ぶことができ、どちらも背面の光沢仕上げが高級感を演出しています。
デュアルレンズとなっているカメラと指紋センサー周りはシルバーの縁取りがされており、デザイン性を高めています。
背面のロゴマークの下にある認証類の印字は気になる人にとってはマイナスポイントになってしまうでしょう。
OUKITEL C15 Pro
OUKITEL C15 Proは深センに本社を置くOUKITELというメーカーのスマートフォンです。1万円を切る低価格ながら、カラーバリエーションは4種類となっているのがポイントです。
OUKITELのスマートフォンはカラーバリエーションが豊富で、ポップなデザインが多い印象ですが、この機種もOUKITELらしさを感じれるスマートフォンとなっています。
カラーはブラック/ブルーとブラック、パープル、グリーンから選ぶことができます。
ブラック/ブルーカラーはブルーのグラデーションが絶妙な色合いになっている点が高評価です。
また、約6.0インチのディスプレイは目立たないウォータードロップ型のノッチを採用している所も魅力です。1万円以下の価格帯で4色から選べるスマートフォンは珍しいはずです。
ここにないけどMi MIX 2Sすき