HUAWEIがSMICと共同で、5nmプロセスSoCの製造を準備しているようです。
HUAWEIはHAWEI Mate50シリーズ向けに7nmプロセスSoC、Kirin 9000Sの開発に成功しています。HUAWEIは、直近5nmプロセスSoC、Kirin 9006Cの開発にも成功していますが、こちらはSMICによる製造ではなく、TSMC製造だったといわれています。
HUAWEIとSMICが、米国制裁の網をかいくぐって、5nmプロセスSoC開発にこぎつけられるか、注目が集まります。
SMICは古い半導体製造装置を活用か
アメリカは日本やオランダに対して、最新の半導体製造装置を中国に輸出しないように求めています。結果、SMICは既存の古いDUV(深紫外線リソグラフィ)を活用して、HUAWEI向けに5nmプロセスSoCを製造する方針のようです。SMICが古い装置を活用することで、チップの歩留まりが低くなったり、製造コストが割高になる可能性は残っています。
HUAWEIはこの5nmプロセスSoCを、次世代フラッグシップ機HUAWEI P70シリーズに搭載することを目指しているようです。
Source:FT.com
歩留まりどうなんだろね