ZTE Axon Sのレンダリング画像がリークされました。
スライド式フロントカメラを採用したフルスクリーンのスマートフォンは過去複数存在しましたが、ZTE Axon Sは世界初となる“前面背面ともに”スライド式のスマートフォンとなります。しかも縦ではなく、“横スライド”です。
画像を見る限り、カメラは前面背面ともにスマホ本体の中央に格納されています。カメラをディスプレイとボディ背面がサンドイッチにしている状態ですから、スライド機構は手動ではなくモーターによる電動式と考えられます。
またフロントカメラの下部にはボリュームコントロールのような“+・・・・-”のマークが確認できます。
背面カメラ部には光学5倍、48メガピクセルのメインセンサー、19メガピクセルのセカンドセンサーの存在を示す表記がうかがえます。
またディスプレイにはディスプレイ内指紋センサーを示すマークがあります。
横スライドは単純に考えると、スマホは通常縦に持つのがあたりまえですから、持ちにくいのではと危惧されます。
また縦持ちしている状態で、顔認証のためにカメラにポップアップされるとホールドしている指が邪魔になるのは確実でしょう。
しかし、メリットもあります。
Axon Sは背面に縦スライドでは窮屈になるであろうトリプルカメラと、大きなフラッシュライトを余裕をもって配置しています。
そのため、Axon Sの背面ボディには“なにもありません”。
もちろん、前面にも限りなく細いベゼルを除いて“スクリーンしかない”のです。
ロゴさえも、スライド部に書かれて隠されています。
Axon Sは5Gに対応しておりディスプレイはAMOLED、背面はガラス製、下部にUSB type-Cポートを備えているとされています。
詳細な性能は不明ですが、Snapdragon 855などハイエンドなSOCが搭載されるものと予想されています。
またZTEはIF World Design Guide 2019にAxon Vのコンセプトデザインを出展しており、ZTEの逆襲に期待がかかります。
Source:Notebook Italia
Simple is bestですね。