既にTENAAに登場しているROG Phone 5ですが、別のモデルナンバーでも認証を通過したことが判明しました。これにより、合計で二種類のROG Phone 5の存在が正式に認められたことになります。二つはそれぞれ中国版とグローバル版とい位置づけになると予想されていますが、見た目に大きな違いがあることが特徴です。
なお、ROG Phone 5の発表は日本時間3月10日に予定されており、公式サイトではカウントダウンが始まっています。
あのロゴマークは消えてしまったのか
今回TENAAの認証を通過したのはモデルナンバー「I005DB」のROG Phone 5であり、これはグローバル版だと考えられています。モデルナンバー「I005DA」は同じROG Phone 5でも中国版とされています。
以前に登場した「I005DA」と大きく異なっているのは、ROGのロゴマークの有無になるでしょう。「I005DB」のバックパネルにはROG PhoneおよびROGブランドの製品の象徴でもある、あの特徴的なロゴマークが確認できません。バックパネルにロゴマークが全く現れないのか、それともバックライトなどで見た目を調整できるようになっているのかは不明です。
また、カメラ周りなどのタイルデザインも二つは異なっており、中国版にあった「05」の数字やパートナー企業のテンセント社のロゴもない全体的にシンプルな点が特徴です。背面から見て左下にあった赤いボタンはこのグローバル版でも残っていることが分かります。
一方で気になるのは「I005DB」のバックパネルにあるであろうサブディスプレイです。先月にROG Phone 5と思われる実機を撮影した動画が流出しており、それは背面にあるサブディスプレイを写したものでした。カメラデザインは「I005DB」と一致しているものの、今回のTENAAの画像からサブディスプレイは確認できません。
ROG Phone 5はチップセットにSnapdragon 888を搭載し、16GBの内蔵メモリ、6,000mAhの大型バッテリーを積むことが報じられています。このバッテリーは65Wの高速充電が可能という情報があり、とても期待ができます。ディスプレイ性能については、144Hzのリフレッシュレートへの対応、6.78インチの有機ELとなることが予想されています。
ただし、これは「I005DA」についてのリークだったため、新たに存在が判明した「I005DB」も全く同じとなるかは不明です。前モデルのROG Phone 3も国内発売がされました。続くROG Phone 5の日本発売も期待できそうです。
「ROGに参加せよ」が足りない