富士通arrowsブランドのフラッグシップモデルとなるarrows 5Gのティザーサイトがオープン。サイトでは、そのデザインやスペックの一部を見ることができました。
3月15日19:00現在ページ、動画共に削除されています。推測ですが、公開時間を間違って設定したため、公開が停止されたのではないでしょうか。その場合、公開されていたティザーサイトの内容そのものは正しいものと推定されますので、公開中に確認できた内容をレポートさせて頂きます。
目次
Snapdragon 865搭載
以前Qualcommが公開したリストにあったように、arrows 5GはSnapdragon 865を搭載。超高速ミリ波に対応で、アップロード時に最速480Mbpsを達成したとのこと。さらに今後予定されているアップデートで、最高885Mbpsの通信速度が実現可能になる模様です。
そしてDDR5 8GB RAM、128GB ROMを搭載。DDR5なのはしっかりと流行りに乗っていて良いところですが、ROMに関してはUFS 3.0といった表記がないので気になるところです。
ゲーマー向け機能を多数搭載
またarrowsはプロeスポーツチーム「REJECT」のスポンサーになっており、arrows 5Gでは以下の通り様々なゲーマー向けの機能などが搭載されています。
- ゲームに熱くなっても、本体は熱くならない。「熱拡散構造(ベイパーチャンバー)」
- ゲームを楽しんでいる時は、ゲームに集中していられる。「快適ゲーミング設定」
- ゲーム起動時、ローディング待ちはもう不要。「FASTフィンガーランチャー」「FAST Appドライブ」
「快適ゲーミング設定」ですがゲームに集中していられるとあるように、ゲーム中の通知などをブロックするOnePlusのFnatic Modeなどの所謂ゲームモードと言われるものでしょう。
「FASTフィンガーランチャー」などは、他の端末でよく見られる画面にアルファベットを描いて特定のアプリが起動する機能の指紋認証版といったところでしょうか。また超音波式画面内指紋認証を搭載しています。
カメラはAdobeによる自動補正付き
カメラは4800万画素広角レンズ、1630万画素超広角レンズ、800万画素望遠レンズ(光学3倍)の3眼構成。インカメラは3200万画素となっています。そして特徴的なのが、撮影と同時にプリインのAdobe Photoshop Expressの自動補正技術が適用されるところです。
最近は多くのメーカーがAI補正で写真をより良く見せようとしていますが、arrowsはAdobeに丸投げといったところでしょうか。事前のモード設定が必要とあるため、補正をオフにすることも可能であると思われます。
厚さ7.8mmで4070mAhバッテリー搭載
その厚さは7.8mmと比較的薄く、それでいて4070mAhバッテリーを搭載。おそらくカメラモジュールの部分を除いての厚さだと思いますが、それでもかなり薄いと言えるでしょう。
6.7インチQHD+有機ELディスプレイ
6.7インチQHD+有機ELディスプレイを搭載。また上の画像は端末を横から見たものですが、Huawei Mate 30 Proのようにとまではいきませんがディスプレイがカーブしていることが分かります。大きさ、エッジディスプレイともにGalaxy S20+のものに近いと言えるでしょう。
またパンチホールは右上に配置されていますが、横持ちでゲームをする際のことを考えると左上の方が良いのではないでしょうか。
その他スペック
その他のスペックとして、IP68、Felica、Power Deliveryに対応。サイズは164×76×7.8mmで重さ180g、外部メモリmicro SD/micro SDHC/micro SDXCで1TBまで拡張が可能です。
気になるそのお値段ですが、ドコモの購入ページへ飛んでもページが存在せず不明となっています。その価格次第ではありますが、全体的に見て比較的バランスの取れた機種と言えるのではないでしょうか。3月18日11時からドコモが5Gサービスの発表を予定しており、ドコモに合わせた正式発表となる可能性が高いと思われます。
Source:富士通
ロゴ主張しすぎで残念。買わないがダサすぎる。