モバイル業界は減収するも、Appleは依然高い収益性を見せています。
2019年第3四半期におけるモバイル業界全体の営業利益は前年比で約11%ダウン。これはミッドレンジ機が全盛となっていることや、買い替えのサイクルが長くなっていることが原因と見られています。
しかしその中でも、Appleはモバイル業界の総営業利益の66%を獲得し業界をリードしています。前年の2018年第4四半期へかけての推移を見る限り、2019年第4四半期に向けて利益はさらに安定的に伸びていくでしょう。2018年第4四半期、他のブランドが減収しているなか、Appleだけが飛び抜けているのが分かりますね。
2019会計年度の締めくくりは過去最高の第4四半期売上高で革新的なものとなりましたが、これに大きく貢献したのがサービス、ウェアラブルそしてiPadの加速的な伸びです。お客様やレビュアーが絶賛する新世代のiPhone、本日デビューする新しいノイズキャンセリングAirPods Pro、熱い期待をもって2日後に迫ったApple TV+、そしてこれまでで最高の製品やサービスのラインナップなどもあり、ホリデーシーズンの売り上げについては大いに自信を持っています。CEO ティム·クック氏
Source: Apple
Appleはアメリカやヨーロッパ、日本などの主要市場を安定して確保しており、エコシステムによって向こう数年間の安定した収益が見込める状態です。盤石のブランド力も加わり、Apple製品を継続して購入するユーザーは数多くいます。
国内における調査結果ですが、iPhoneユーザーの89.2%が次もiPhoneを購入すると回答しています。
グラフを作成したCounterPointのカーン・チャウハン氏は「中国ブランドも少しずつ利益率を上げようとしているがAppleのそれには遠く及ばない」とコメント。グラフを見ればわかる通り、Huaweiはサムスンには及ばず、Xiaomiに至ってはスマホで利益率5%以下をコミットしていることもあり、0%スレスレです。
アプリの売り上げも含め、1兆ドル企業であるAppleの「稼ぎ方」が伊達でないということが今回の調査で改めて分かったのではないでしょうか。
Source: CounterPoint
こう見るとAppleはぼったくってるようにしか思えなくなる…
ブランド品みたいなもんか