2022年3月9日(日本時間)にAppleが発表した小型デスクトップPC、Mac StudioにはAppleシリコンの新チップであるM1 Ultraが搭載されています。気になるその性能はM1 Maxの2倍近くで、デスクトップ向けCPUの中でもトップクラスのようです。
M1 Maxを2つ連結させたハイパワーSoC
M1 Ultraは2つのM1 Maxを2基連結させたハインエンド向けのSoCです。5nmプロセス製造で、1140億個のトランジスタに20コアCPUと64コアGPU、さらに32コアNeural Engineを搭載します。
M1 Ultraを16コアのCore i9-12900Kと比較すると、同じ消費電力で90%以上の性能を発揮し、同じ処理能力を100W少ない消費電力で実現します。
GPUに関してはGeForce RTX 3090とほぼ同じパワーを200W少ない消費電力で達成するようです。
M1 UltraはすでにGeekbenchにも登場しています。気になるスコアはシングルコアで1793、マルチコアで24055です。マルチコアはCore i9-12900KやRyzen 9 5950Xを超え、Ryzen Threadripper 3990Xに迫ります。
M1 Maxのスコアはマルチコアで12,000ほどなので、ちょうど2倍の性能になっているのが分かります。
Source: Apple, Via: sparrowsnews
こんだけ盛ってたらそりゃね