収益も上げられます。そう、iPhoneアプリならね。
Androidの市場シェアは推定85%と言われていますが、アプリストアの売り上げは一貫してiOSがAndroidを上回っています。
Sensor Towerの最新のデータによると、App Storeの上位100のアプリが8,380万ドル(約90憶円)の収益を上げたのに対し、Playストアの上位100のアプリは5100万ドル(約55億円)の収益でした。
App Storeの売り上げはPlayストアより65%上回っていますが、前年同期は67%有利だった点を考慮すると両社の差がわずかに縮まっている様子がうかがえます。
おもしろいことに、2014年第1四半期から2019年までの第1四半期までの両方のアプリストアの成長率はほぼ同じ(App Store:31.3% Playストア:31.2%)です。一方、トップ100アプリの収益を合算した金額の差は最低15%(2015年第1四半期)、最高68%(2017年第1四半期)です。
iOSのゲーム以外のアプリはAndroidのゲーム以外のアプリと比較して、収益面で大幅に上回っています。上記の表は「ゲーム以外のトップ100アプリの収益を平均したグラフ」です。
App Storeの2019年第1四半期は2330万ドル(約25億円)だったのに対し、Playストアは700万ドル(約7.5億円)。232%もの収益の差をつけられていますが、2018年第1四半期の363%と比較すればまだマシです。
一方、ゲームアプリに関してはAppleとGoogleにそこまでの差はありません。上記の表は「上位100のゲームアプリの収益を平均したグラフ」です。
2019年第1四半期のiOSゲームアプリの平均収入は7000万ドル(約76億円)だったのに対し、Playストアは4800万ドル(約52億円)、両社の差は48%でした。ちなみに、Playストアはゲームアプリへの支出を前年比14.3%増加させましたが、App Storeは9.4%の増加にとどまっています。
なぜiOSとAndroidで課金額に差が出てしまうのでしょうか。PhoneArena.comでは「Androidのシェアが大きい開発途上国では、有料アプリを購入するためのお金をもったユーザーが少ない」と指摘しています。
ただし、ゲームアプリ収益についてのグラフを見返せば「Androidユーザーは有料アプリを購入するお金がない人が多い」とは必ずしも言い切れないのではないでしょうか。ゲームアプリ売上高では、OS間の差はそれほど大きくありません。
ゲーム以外のどのアプリにiOSユーザーが課金しているのか、上記データのみでは判別しきれません。確実に言える事は「ゲーム以外のアプリの開発者はiOS版を優先させるべき」ということです。
Source:PhoneArena.com
Androidは無料で有料並みののアプリが充実してるって昔から言われてたやろ
iOSでその手のアプリはもうアップルがパクって標準アプリにしてるからな