Androidの次期バージョンであるAndroid 12に関するスクリーンショットがリークされています。海外ガジェットメディアxda-developersによると、信頼できる情報源から入手したとのことです。Android 12のコードネームは、”Snow Cone”(かき氷)のようです。
流出したスクリーンショットによると、UIデザインが大幅変更されそうです。また、通知パネルの新しいUIやプライバシー機能、ウィジェットなどが確認できます。また、Android 12では、One-Handed Mode(”片手操作モード”)にも対応するとみられています。
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通知パネルは丸みを帯びたデザインに
最初に確認できたのは通知パネルの新しいUIです。Android 11と違い、全体が丸みを帯びたデザインになっていますね。Android 11では半透明な背景でしたが、Android 12では不透明な明るいベージュのような色の背景です。
クイック設定が従来の6つから4つに減っているほか、日付と時間の配置が逆になっています。また、画面右上には新たに「プライバシーインジケーター」が表示されるようです。
カメラやマイクの利用に関するプライバシー機能を強化
Android 12ではアプリがカメラやマイクを利用すると、画面右上(ステータスバー)にプライバシーインジケーターが表示されます。インジケーターをタップすると、カメラやマイクを利用中のアプリや、最近利用したアプリを確認可能です。
例えば以下の画像ではカメラアプリがカメラを利用中で、チャットアプリが最近マイクを利用したことが分かります。
プライバシー設定も刷新され、カメラやマイク、位置情報をワンタッチで無効化できるようになります。Android 11でも開発者オプションを利用すれば同様のことが可能ですが、Android 12ではプライバシー設定からより簡単に設定できそうですね。
Conversationsウィジェットが追加
Android 12では「Conversations」というウィジェットが追加されるようです。このウィジェットでは最近のメッセージや不在着信、アクティビティステータスを一目で確認できます。
このConversationsウィジェットやプライバシーインジケーターは、Android 12を搭載する全てのデバイスで必須機能にするとのこと。
”One-Handed Mode”
Android 12では”One-Handed Mode”(片手操作モード)にも対応すると見られています。”One-Handed Mode”は多くのカスタムOSでは既に搭載されています。Android 12で対応することで、各メーカーは独自機能を使うか、Android 12に実装されたものを使うかを今後選択できます。
約半年後に安定板リリースか
Android 12は2021年後半にもリリース予定です(Android 11は昨年9月リリース。)例年通りであれば、間もなくDeveloper Previewも公開されるでしょう。また、Android 11からは各メーカーの自社カスタムOSのバージョンアップ対応が早くなってきています。Androidハイエンド機ユーザの多くは今年の秋にはAndroid 12を体験できるでしょう。
角ががっつり丸っこいのすこ