スマートフォンやタブレットの市場調査を行うMMD研究所が、メインで使用されるスマートフォンについての調査結果を発表。今回、MMD研究は2019/11/14~18の間に15歳から69歳の男女9,753人、約1万人を対象にiOS/Androidのどちらを使用しているか、というアンケートを行いました。
約1万人のうち、57.2%がAndroidユーザー
まず全体の割合ですが、iOSが42.8%、Androidが57.2%となりました。半数を少し超えて、Androidが多くなっていますね。実は2018/8から比べるとiOSは3.9%ダウンと、ユーザー数を減らしているんです。iPhone 11シリーズの人気や売上好調、というニュースからすると意外ですね。
データをさらに細かく見ていきましょう。iOS/Androidの性別と世代間でのシェアはこのようになっています。30代男性はAndroid優勢、10代女性はiOS優勢となっています。この辺りはあまり意外性がなく、イメージ通りといったところでしょう。
国内メーカーではSonyがわずかにリード
利用しているメーカーを見ていくとこのような結果に。当然のことながらiOSを搭載しているのはiPhoneだけですから、Appleが最も多くの割合を占めることになります。2018年のデータと比べると、ポイントダウンしていることが分かりますね。
そしてAndroid陣営ですが、Sonyが18.4%を占めています。SAMSUNGは8.3%で、HUAWEIが5.7%という数字も意外かもしれません。使用しているモデルまでは調査されていないため、Xperiaは長年愛用している方が多く、Xperia 1の売れ行きが好調で伸びたのでは、と推測できます。
次回の機種変更については、iOSユーザーの89.2%が、Androidユーザーの79.8%が続投するとのこと。Androidユーザーの方が、「わからない」に回答した割合が多くなっていますね。この辺りは、スマホへの関心があまり高くないのではという印象を受けました。
MMD研究の独自調査によって明らかになったiOS/Androidのシェア。この記事をご覧になっている皆様はどちらをお使いですか?
少々趣旨は異なりますが、iOSアプリの方が収益性が高いという調査結果も出ています。
Source: MMD研究所
Androidシェアがどんどん増えたってのも
知識付ける人が増えてきたからなぁ