これであなたも、闇の世界へようこそ......?
「夜、暗い部屋でスマホを見ても目に優しい」「液晶が焼きつきにくい」「電力消費が抑えられる」などの理由で、徐々に浸透しつつあるダークモード。
Android版のGoogle Chromeが、バージョン78からダークモードに正式対応しました。Web版のダークモード対応に続き、モバイル機器でも利用可能になっています。
なお、Chromeのバージョン74~77でも、非公式ながらダークモードに対応。それぞれ手順が異なりますので、以下に両方の手順を紹介します。
※以下の手順紹介画像では、Chromeの言語設定が英語になっていることをご了承ください。言語設定が日本語の場合も手順は同じですので、適宜読み換えて頂けると幸いです。また、リリース直後の機能であるため、機種や端末によって環境が異なる可能性があります。
<具体的な手順(Chromeバージョン78以降)>
- Chromeアプリを開き、「設定」→「Chromeについて」で、バージョンが78以降であることを確認。
- 設定画面に戻り、「テーマ」を選択。
- テーマを「明」から「暗」に変更。選択した時点で、画面が暗転します。
また、バッテリーセーバーがオンの時のみダークモードを適用するオプションもあります。 - これで設定は完了です。ダークモード化したChromeをお楽しみください!
<具体的な手順(Chromeバージョン74~77)>
- Chromeアプリを開き、「設定」→「Chromeについて」で、バージョンが74以降であることを確認。
- Chromeアプリを開いて「chrome://flags」というコードをアドレスバーへ打ち込み、実行。ブラウザの試験機能ページが開きます。
- 「dark」という単語で検索すると、「Android web contents dark mode」と「Android Chrome UI dark mode」という設定が登場。ここでは一旦、両方の設定を「Default」から「Enabled」とします。
ちなみに、2つの設定のうち前者はWebサイトのコンテンツがダークモード化する設定、後者はChromeのUIのみダークモード化する設定です。その後、案内に従ってChromeアプリを再起動します。
- アプリが再起動したら、先ほどの試験機能ページで今度は「site settings」と打ち込んで検索。「Android Site Settings UI changes」という設定で、「Default」から「Enabled」としてください。設定が完了したら、もう一度アプリを再起動します。
- アプリが再起動したら、右上のメニューアイコンからChromeの設定を呼び出します。
すると「テーマ」という設定がありますので、「明」から「暗」に変更してください。再起動は不要で、すぐにダークモードが適用されます。
お疲れ様でした!以上でダークモードの適用が完了です。
ただし、この状態はWebコンテンツを含む全ての表示が暗転しているものであるため、画像によっては、暗転して本来の色が失われてしまうことがあります。
気になる場合は、手順3に戻って「Android web contents dark mode」を「Disabled」として無効化してください。そうすることで、ChromeのUIのみダークモードが適用されます。
筆者も、見た目の良さや暗い場所での視認性などを理由に、ダークモードを使うことがあります(電子書籍は未だに白い背景の方が好きですが)。
Androidにおけるダークモードは、Android QでOSレベルの対応も予定されています。
Source: Android Authority, phoneArena
chromeのバージョンは、右上のメニューから、設定→chromeについて で見れるはずですよ