Nokiaの新機種がGeekbenchに登場し、その搭載チップセットがサムスン製(Exynos)であることが判明しました。これまでNokiaのスマートフォンにはQualcommもしくはMediaTekのチップセットが採用されてきており、新たな流れが生まれことになると言えます。
スズメというコードネームで登場した新モデル
今回Geekbenchに登場したのはNokiaのコードネーム「Nokia Suzume」というモデルです。Suzumeというコードネームは日本語の「スズメ」が由来しているとされますが、どのような意味があるのかは推測ができません。
同ソースのチップセット情報から判断するに、サムスンのExynos 7884Bというチップセットが採用されていることが分かっています。「Nokia Suzume」のGeekbench 5.4.3のスコアはシングルコアが306、マルチコアが1000となっています。Exynos 7884Bを搭載をしていることからも、同機種はエントリーモデルとして登場するでしょう。なお、Exynos 7884Bは日本国内でも発売がされたGalaxy A21に採用されていました。
その他の情報として、ソフトウェアがAndroid 12、内蔵メモリが3GBであることが把握できます。Android 12とありますが、実際にはAndroid Goである可能性も含まれます。
サムスンによる自社製チップセットであるExynosは、多くの場合同社の製品に採用されます。一方で、vivoがExynos搭載機種を発売するなど、他社製品への採用はこれまでにも行われています。NokiaによるこのExynos 7884Bの採用は世界的な半導体不足やライバル社との価格競争などが影響していると予想されます。
Source: Geekbench
Android GoってRAM 2GB以下向けだったような気がするから普通のAndroidじゃないかな?