ZTEより、同社2機種目となる画面下インカメラ搭載機、ZTE Axon 30 5Gが正式発表。画面下カメラ以外には、SoCにSnapdragon 870を採用し、120Hzリフレッシュレートに対応するなど、準フラッグシップモデルといったスペックとなっています。
基本スペック
- Snapdragon 870
- 6.92インチ1,080p FHD+(20.5:9)AMOLEDディスプレイ(画面下インカメラ)
- 120Hzリフレッシュレート・360Hzタッチサンプリングレート
- 6/8/12GB(+8GB仮想)RAM + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,200mAhバッテリー、55W有線、QC4+、PD充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(IMX682)+8MP超広角(120°)+5MP+2MP(それぞれどちらかがマクロ、深度)、最大4K60FPS動画撮影対応
- インカメラ:16MP
- ステレオ?スピーカー DTS:X Ultra
- NFC
- 170.2×77.8×7.8mm、189g
- MyOS 11
その一番の目玉でもある画面下インカメラは、前モデルAxon 20 5Gと比べて該当部分の画素数が200から400PPIとなるなど、大幅に画質が向上。
画素数の他には、AIによる画質増強や、更に透明な材料の採用、より複雑な回路、4分の1ピクセルビニングによる2.24μmのピクセルサイズなど、様々な方法でその画質向上を果たしています。
またそのディスプレイは、目の保護性能に関して世界初となる、ドイツのテュフ認証、スイスのSGS認証、アメリカのUL認証、計3つの認証を取得。
冷却性能に関しては、VC液冷やグラファイトシートなど3層からなる冷却機構を備えています。
ミニオンズの純正ケースも
nubia Z30 Pro発表時にもミニオンズとのコラボアクセサリーが発表されていましたが、今回はZTE Axon 30 5G用の純正ケースが用意。ミニオンズの絵があるものが129元(約2,200円)、単色の黄、黒色のものが99元(約1,700円)となっています。
またZTE AxonのTシャツやバックパック、マスコットといったグッズも発表されましたが、こちらに関してはその価格は明らかにされていません。
約3.7万円から
カラーは青莹(水色グラデーション)、黑曜(ブラック)、轻咖 素皮(ブラウン、レザー)、そして冠军版(ホワイトに五輪色ストライプ)の4色展開。予約受付は既に開始しており、8月3日より販売開始。その価格は以下の通りとなっています。
- 6GB+128GB 2,198元(約3.7万円)
- 8GB+128GB 2,498元(約4.2万円)
- 8GB+256GB 2,798元(約4.7万円)
- 12GB+256GB 3,098元(約5.2万円)
また最上位構成の12GB+256GB版については、発売日に限って100元オフの2,998元(約5.1万円)となるとのこと。
ちなみに前モデルであるAxon 20 5Gも、6GB+128GBモデルが2,198元、その他のRAMストレージ構成も今回同様の価格設定であったため、値段は据え置きとなっています。
グローバル版は近日発表
発表会の最後にはグローバル版について言及され、近日発表であるとのこと。また、前モデルはRakuten BIGとして国内販売がされています。続報及びその価格に期待ですね。
ZTE LiveBuds Pro・ZTE Buds
ZTEのTWSイヤホン最新モデルも同時発表され、ZTE LiveBuds Proは、最大35㏈減可能なノイズリダクション、10mmドライバー、4つのモード(ノイズリダクション、アンビエント、ゲーム、通常)、防水防汗、24時間超のバッテリー持ち(おそらくケース含む)などが特徴で、その価格は349元(約5,900円)となっています。
廉価モデルとなるZTE Budsは、イヤホン単体3.4gの軽量さ、イヤホン単体で最大5時間のバッテリー持ち、防水防汗などが特徴で、その価格は169元(約2,900円)となっています。
普通に良きだな