ソニーの未発表スマホ「Xperia Ace 2」のものとされるケース付きのレンダリング画像がリークされました。Twitterユーザー@imailisa0825(でらっくす(ヘラ チェン))氏は、Alibaba.com上にXperia Ace 2のケースが出品されているのを発見し、Twitterに投稿しました。
この端末は、Xperia Compact(新型)としてOnLeaks(Steve Hemmerstoffer)氏が以前リークしていたものと同じ端末である可能性が高いです。
2019年に発表されたXperia Aceは日本国内でのみ発売されたミドルレンジスマホで、本機はその後継とみられます。Xperiaのミドルレンジはその後Xperia 10 IIなどが国内でも発売されるようになったため、Xperia Aceシリーズは事実上終了したと考えられていました。
Sony Xperia Ace 2 Case pic.twitter.com/gmX7yF3U0i
— でらっくす (ヘラ チェン) (@imailisa0825) May 15, 2021
問題の画像は現在もアリババ上で確認可能
この記事の執筆時点でAlibaba.comを検索したところ、実際にいくつかの業者からXperia Ace 2のものとされるケースが出品されていることを確認することができました。
ノッチ・パンチホール採用の噂は不透明に
今回登場した画像を見てみると、ディスプレイ面にインカメラが見当たりません。この端末がXperia Compactと呼ばれていた段階では、Xperia初のパンチホールカメラやノッチを搭載するといった噂もありましたが、その可能性が薄まってきています。Alibabaに出品されているケースも、業者によってはパンチホールをレンダリングに反映させているものもありますが、実際のところはやはり不透明です。Rakuten BIG(ZTE Axon 20 5G)のような画面下インカメラという可能性も低いでしょう。
その他の点では、上記のOnLeaks氏によるリークとあまり大きな相違点はみあたりません。側面の指紋センサーやイヤホンジャックの搭載、またカメラが最近では珍しい2眼であることなどが特徴的です。
Xperia Ace 2が「Xperia Compact」と同一であるという前提で考えれば、この端末は5インチ台のコンパクトなモデルである可能性が高いです。OnLeaks氏は、Xperia Compactのサイズを5.5インチと記載していました。
Xperia Compactの情報が初めて明らかになったのはおそらく昨年の11月で、その時点では、Snapdragon 775を搭載し2021年の上半期にリリースされると言われていました。ただし、このソースは比較的信憑性に欠け、また当初Snapdragon 775とされていたチップは現在Snapdragon 768として展開されていることも念頭に置いておくべきでしょう。
Xperia Ace 2が先代のXperia Aceと同様に日本国内限定の端末として発売される場合、5月19日に予定されているドコモの夏モデル発表会や、それ以降に開催される可能性がある大手キャリアの夏モデル発表会には注目しておく必要がありそうです。
20000円ぐらい
メディアテック