Xiaomi Indiaは13日、インド国内向けに新型スマホRedmi Note 10Sを発表しました。これは既にヨーロッパなどグローバル市場向けに発表されていたモデルで、MediaTek Helio G95を搭載したミドルレンジモデルとなっています。
Redmi Note 10 Pro(インド版)と競合しまくり
Redmi Note 10Sはミドルレンジスマホとしてありふれたスペックとなっていますが、現段階でMIUI 12.5をプリインストールされたスマホとしてRedmi K40 Gamingに続き二機種目であることは特筆すべきでしょう。
本機はインドで新しく発売されたミドルレンジスマホですが、そのスペックは至る所で同社のRedmi Note 10 Proと競合します。2つの製品の主要スペックを比べてみましょう。
※ちなみに、インドで発売されている「Redmi Note 10 Pro」は日本で発売されているそれとは異なるもので、日本版のような108MPのカメラを持つ端末は、インドでは「Redmi Note 10 Pro Max」として発売されています。
項目 | Redmi Note 10S(新製品) | Redmi Note 10 Pro(インド版) |
SoC | Helio G95 | Snapdragon 732G |
メモリ | 6+64/6+128/8+128GB | 6+64/6+128/8+128GB |
ディスプレイ | 6.43インチAMOLED | 6.67インチSuperAMOLED |
カメラ | 64+8+8+2(メイン・超広角・マクロ・深度センサー) | 64+8+5+2(メイン・超広角・マクロ・深度センサー) |
バッテリー | 5000mAh/33W急速充電 | 5020mAh/33W急速充電 |
以上のように基本的にはRedmi Note 10 Proがほんの少しだけ上位構成となるような形で、その微妙な違いは1万5999ルピー(約2万4000円、10 Pro)と1万4999ルピー(約2万2000円、10S)という価格差に表れています。
なお、Helio G95とSnapdragon 732Gはどちらもほとんど同じ性能で、内臓するARMプロセッサも同一となっています(Cortex-A76*2+Cortex-A55*6)。客観的なデータではないものの、Qualcomm製チップはMediaTek製チップと比べて発熱やチューニングなどの点で優れている可能性は高そうです。
Redmi Note 10Sはグローバル版同様グレー・ホワイト・ブルーの三色が用意されており、定価1万6999ルピー、セール価格1万4999ルピー(約2万2000円)で5月18日に発売される予定です。
Source:Xiaomi
今年のXiaomi、特に命名法が分からん┐(´д`)┌