JR東日本が、(スマホの)QRコードを使って自動改札口を通過できる、新型改札機「タッチしやすい自動改札機」の実証実験を開始しています。9月29日までに新宿駅の新南改札または高輪ゲートウェイ駅(改札口は一つ)に行けば実物を見ることができます。
実用化すれば、おサイフケータイ非搭載のスマホを使っても電車の自動改札を通れるようになります。
実証場所は東京都内2箇所
今回の実証実験が行われるのは2箇所です。また、実証実験期間は以下の通りです。
・新宿駅の新南改札 9月9日〜9月30日まで
・高輪ゲートウェイ駅 9月15日〜9月29日まで
両駅で、一部の改札機にQRコードの読み取り部を設けています。新宿駅ではJR東日本の社員ら約140人、高輪ゲートウェイ駅ではモニター登録をした一般利用客400人で、改札を通る人の流れを妨げることはないかや、読み取りやすさ、使いやすさなどを調べられます。
おサイフケータイ機能無しのスマホでも改札が通れるようになるか
JR東日本が「QRコード改札」の実用化にどこまで本気なのかは分かりませんが、もし実現すればおサイフケータイ非搭載のミッドレンジ機(例えばRedmi Note 9SやMi Note 10 Lite)でも改札を通れるようになります。日本の鉄道・公共交通機関の自動改札機のスタンダードはこれまでJR東日本が作ってきたので、JR東日本が実用化すれば、JR各社や他の私鉄、バス等にも広がる可能性が高いでしょう。
(実質)日本独自仕様であるフェリカ/おサイフケータイの存在が、海外で人気のミッドレンジ機・エントリー機を日本発売するにあたっての障壁の一つとなっていました。JR東日本は、海外スマホ愛好家のためというより、訪日外国人向けに「QRコード改札」の検討をしているのではと思われますが、是非実現させて海外スマホ愛好家も喜ばせてほしいですね。
Source: JR東日本公式
スマホオタク「NFC!NFC!」
僕もだけどw