Realmeから新たに格安5G機、Realme V3が発表されました。Realme X7シリーズと同時発表となりました。
価格はベースモデルで999元と約16,000円。5G機最安値を更新し、人民元ベースで1000元切りを初めて実現しました。それでいてトリプルカメラや最低6GBのRAMなど、スペックをしっかり確保しています。気軽に5Gを体験できる中国がうらやましくなりますね。
コストをカットする上で背面に指紋認証を搭載するのもスタンダードになってきました。認証の速度や正確さを考えても背面の認証の方がスムーズという見方もあります。
それでは早速スペックを見ていきましょう。
Realme V3のスペック
- SoC : MediaTek Dimensity 720
- OS : Android 10 (realme UI)
- ディスプレイ : 6.5インチ HD+ LCD
- RAM : 6GB/8GB
- ROM : 64GB/128GB
- カメラ : 13MP F2.2+2MP (ポートレート F2.4)+2MP (マクロ F2.4)
- インカメラ : 8MP F2.0
- サイズ : 164.4 x 76.0 x 8.6 mm
- 重量 : 189.5g
- バッテリー : 5000mAh 18W充電
- Wi-Fi : 802.11 a/b/g/n/a 2.4 GHz 5GHz
- Bluetooth : v5.0
- 防水防塵性能 : なし
- 端子 : Type-C 3.5mmジャック
- 認証方式 : 指紋認証センサー 顔認証
- カラーバリエーション : シルバー、ブルー
- ネットワーク : VoLTE , デュアルSIM(Nano-SIM)
Realme V3のスペックは上記の通り。RAMが6GBと8GB 、ROMが64GBと128GBから選択できるようになっています。SoCはMediaTekのDimensity 720で、低価格5G機にぴったりのチップセットです。
Type-Cにイヤホンジャックなど、端子類も申し分ありません。一方、防水防塵性能がないのが不安材料かもしれませんね。防水のスマートフォンに慣れていると、ふとした瞬間に水に濡らしてしまいかねません。
5G機最安値を更新
Realme V3は6GB/64GBのベースモデルが999元で約16,000円、6GB/128GBの中位モデルが、1399元で22,000円。8GB/128GBの上位モデルが1599元と約25,000円。発売は9月中に予定されています。
5G機の最安値は以下の通り更新されています。XiaomiとHonor(HUAWEI)も必ず1000元以下の5G機を近々出してくるでしょう。
Realme V5 | 8月初旬発表 | Dimensity 720搭載、1499元〜 |
Coolpad X10 | 8月半ば発表 | UNISOC T7510搭載、1388元〜 |
Realme V3 | 9月1日発表 | Dimensity 720搭載、999元〜 |
Source: realme.com
https://static.realme.net/videos/pic/v3/cn1/mobile/04@3x.png
5Gバンド対応は完璧で草
realmeってVoLTE化できないって印象あったけど、そこさえどうにかなればよさそう。
なお、4Gバンド対応は…
あと、typeCとはいえ、USB3.0以降じゃないなら通信速度的にもiPhoneのlightningと大差ないから、有線テザリングにはキツいな