米国Amazon、は新たにフィットネストラッカー、Amazon Haloを発表しました。Googleが子会社化したFitbitの競合製品となります。
全体がファブリックに覆われており、ディスプレイがないのが特徴。上記の写真のようにスマホアプリとペアリングします。スマホアプリで体型をスキャンするなど、これまでのフィットネストラッカーにはなかった機能を備えています。
また機能を拡充するサブスクリプションサービスも同時に展開し、コロナ渦において伸びているフィットネスブームをしっかりと捉えています。それではAmazon Haloの機能を詳しく見ていきましょう。
Amazon Haloの機能と特徴
Amazon Haloは90分でフル充電され、約1週間動作します。本体重量は18g、バンドは5.2gです。バンドと一体化しているデザインのためわかりにくいですが、サイドにはボタンと、背面には心拍数モニターを備えています。
専用のチャージャーを使用し、バンドを外すことなく充電できます。本体の防水規格は不明ですが、水泳は可能と記載されています。バンドはApple Watchのスポーツループと同様の素材と思われるため、濡れてしまうと少々面倒かもしれません。
価格は99.99ドルと、約10,600円ほど。本体はディスプレイもなくシンプルですが、独自機能が充実しており、そういった意味ではかなり価格を抑えられているのではないでしょうか。
「Tone」で声からメンタルを分析
本体に備わっているセンサーは、心拍数モニターに加え、加速度計、温度センサーと2つのマイクです。このマイクは独自機能、「Tone」と連携しており、ユーザーの声のトーンを分析。メンタルの状態を診断してくれます。
また、自身の声が相手にどう聞こえているか、を分析しスピーチなどに役立てることができるとか。この辺り、なんともアメリカらしい機能ですね。「Tone」によって収集されたデータはユーザーのスマートフォンのみに保存され、Amazonに共有されることはないそうです。
体型をモニタする「Body」
Amazon Haloはこれまでのフィットネストラッカーにはなかった、「見た目」の観点からダイエットをサポートします。アプリに備わっている「Body」という機能では、ユーザーの体型をカメラでスキャンし、体脂肪などを割り出してくれるそうです。
アプリ上には自身の体型がそのまま表示されるため、ダイエットの成果を数字ではなく見た目で感じられます。この辺りも新しい取り組みですね。
月額3.99ドルのサブスク「Labs」
さらに新たな取り組みとして、3.99ドル(約420円)でワークアウトのプランをこなせるサブスクリプション、「Labs」があります。プランには瞑想や生活習慣を改善するものがあり、Amazonのパートナー企業が提供しています。
現在の生活や課題に合わせてプランを選択するというのも新しい試みですね。金額はわずかですが、お金を払うことで継続の意思も続きやすくなるのではないでしょうか。
気になる機能が多数のAmazon Halo。国内での展開にも期待したいですね。まずは発売後、海外YouTuberのレビューをチェックです。
Source: gizmochina
ファブリック素材に醤油やトマトソースこぼすとシミになるのかな?