LINEは、東急の券売機でLINE Pay残高に現金チャージができるようになることを、正式に発表しました。
これは東急とGMO-PGが共同開発した「駅券売機スマートフォン決済チャージシステム」を利用するものであり、日本で券売機を用いた非交通系キャッシュレス決済への現金チャージは初めての取り組みとなります。
券売機に表示されるQRコードを読み取ってチャージ
利用方法は以下の通りです。
LINE Payのチャージ画面で東急券売機を選択し、カメラが起動。券売機側では「QRコードをつかう」を選択し、券売機に表示されるQRコードをLINE Payを起動したスマートフォンで読み取ります。あとは券売機に現金を投入するだけでLINE Pay残高に自動的にチャージされるようになります。
Suica/PASMOへの券売機からのチャージに比べると、ひと手間かかる印象です。
利用できる駅と時間に注意
チャージ可能金額は1,000円から49,000円です。
東急世田谷線以外は恩田駅・こどもの国駅を除いた東急線各駅で5:30-23:00に利用可能となります。また、東急世田谷線では三軒茶屋駅・上町駅・下高井戸駅の3駅のみ、6:30-22:00に利用可能となります。
メリットを感じる人は少ない?
5月のLINEポイントクラブ導入に伴いLINE Pay残高の利用はポイント還元の対象外となりました。そのため、券売機でLINE Pay残高にチャージができるようになったことによるメリットは大きくありません。
銀行口座もクレジットカードもない中高生や、現金チャージにこだわりがある人向けには便利か機能かもしれません。券売機でチャージできることが理由で、Suica/PASMOをよく使っていた人も、LINE Payの加盟店でチャージした残高を使えることにメリットを感じるかもしれません。
先着でキャンペーンを開催予定
券売機によるチャージが可能になったことを記念して、東急とLINE Payが共同で一度に3,000円以上チャージすると300ポイント還元されるキャンペーンを開催する予定です。
開催時期は7/15-7/31の半月、先着20,000名までとなっています。また、ポイント付与は翌月末、つまり8月末となっています。
5月のLINEポイントクラブ導入に伴いLINE Pay残高の利用はポイント還元の対象外となりましたが、それでも実質10%還元が受けられるということとなります。東急沿線にお住まいの方はぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか。
ちょっと意図が読めないですね…