XiaomiのサブブランドであるRedmiからリリースされた、ノートPCのRedmiBook 16とRedmiBook 14 II。そのCPUにはAMDのRyzen、GPUにはRadeonが採用されていましたが、第10世代のIntelCPUとGeforce MX350を搭載したバージョンが登場します。7月15日に発売されるようです。
RedmiBook 16
- ディスプレイサイズ:16.1インチ(1,920 × 1,080)
- OS:Windows 10 Home
- 薄さ:17.55mm
- 重量:1.8kg
- CPU:Core i5 / Core i7
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB(SSD)
- GPU:Geforce MX350
- バッテリー:稼働時間12時間、30分で50%充電
モバイルのラップトップPCになりますが、3Dのゲームにも対応できるスペックを持つ一台です。重量の割に大容量のバッテリーを備えています。
RedmiBook 14 Ⅱ
- ディスプレイサイズ:14インチ(1,920 × 1,080)
- OS:Windows 10 Home
- 薄さ:16.85mm
- 重量:1.2kg
- CPU:Core i5 / Core i7
- メモリ:8GB / 16GB
- ストレージ:512GB(SSD)
- GPU:Geforce MX350
- バッテリー:稼働時間10.5時間、28分で50%充電
サイズなどの違いはあるものの、RedmiBook 16とほとんど同一のスペック・機能を擁しています。
価格
RedmiBook 16
- Core-i5, 16GB+512GB:4,999元(約7.6万円)
- Core-i7, 16GB+512GB:5,699元(約8.7万円)
RedmiBook 14 II
- Core-i5, 8GB+512GB:4,699元(約7.1万円)
- Core-i5, 16GB+512GB:4,999元(約7.6万円)
- Core-i7, 8GB+512GB:5,399元(約8.2万円)
- Core-i7, 16GB+512GB:5,699元(約8.7万円)
既に公式サイトからの予約が可能となっています。スペックがほとんど同じとはいえ、16GB+512GB版の価格は全く同じであり、異なるのはほぼ画面サイズのみです。
多彩なバリエーション
「RedmiBook 16」「RedmiBook 14 II」共に薄型軽量で、かつ高いグラフィック性能と、多くのユーザーが求める機能を高い次元でまとめた一台になっています。現在公式サイト上では、RedmiBook 16はIntel版のみ、RedmiBook 14 IIはIntel / Ryzenの二種類が紹介されています。
ラップトップPCでCPUを選ぶことができるというのは、細かい商品ラインナップを打ち出せるだけのキャパシティがあると見ることができます。それだけXiaomiに勢いがあるということでしょうか。
将来的な日本発売に期待
日本でCore-i5/Core-i7搭載機で10万円を切る価格帯で発売すると競争力はありそうですが、Xiaomiが日本発売を視野にいれているのか、興味深いですね。
HuaweiはMatebookを日本発売しています。Matebookシリーズはコスパ重視というよりは、薄さ・軽さを強みとするハイエンド志向で、Core-i7搭載機だと15万円に近い価格設定になります。
RedmiBookが日本で発売されるとすると、よりコスパ重視になると思われます。期待しています。
16.1インチなんてあるんだね