Rakuten Miniが6月17日までの期間限定で一括1円で販売されるキャンペーンが始まり話題となっています。
Rakuten Miniはスマートフォンとしては超小型でメインスマホとして使うには難があります。一方で、使い方を絞れば最高のサブ機にもなります。今回はモバイルWiFiルーターとして以下に使いやすいかを解説します。
Rakuten Miniのレビューはこちらから!
目次
ホームアイコンにテザリングボタンを設置できる
Rakuten Miniは設定項目からホームアイコンにテザリングスイッチ(右上)を表示することが可能です。これが本当に便利!
ホーム画面からここをタップすることでテザリング可能となり、登録済みのデバイスと自動で接続されます。テザリングをするときに設定項目に行く必要がなく、非常にスムーズにテザリングができるようになります。
また、接続台数も表示されるためどのデバイスがつながっているのかを管理するにも便利です。
USBデザリング、Bluetoothテザリングが利用可能
Rakuten MiniはWiFiテザリングだけでなくUSBテザリング、そしてBluetoothテザリングが可能です。
USBテザリングは主にPCでインターネット接続する際に使えます。Rakuten Miniとケーブルで接続することで自動的にインターネットに接続される上、Rakuten Miniも充電されます。
Bluetoothテザリングも優秀です。常時オンにしておけばペアリング済みの端末であれば、Rakuten Miniをバッグから取り出すことなく接続することが可能です。また、バッテリー消費量も少ないです。通信速度は遅めですが、気軽に使えるのがBluetoothテザリングです。
2.4GHz帯と5.0GHz帯を切り替えることができる
Rakuten Miniのテザリング設定の詳細設定の中にはテザリングに用いる帯域を選ぶ項目があり、2.4GHzと5.0GHzを切り替えることが可能です。
2.4GHz帯は標準的な帯域ですが、モバイル通信やBluetooth、電子レンジの波と干渉を起こしやすく、人の多い環境では混線することが多いです。一方で、5.0GHzは通信も高速で干渉もないですが、法律上屋外での利用が禁止されています。
Rakuten Miniは設定項目で切り替えることで屋内では5.0GHzを利用することができ、快適なテザリングができるようになります。
電池持ちだけが心配
Rakuten UN-LIMITというプラン上、そしてスマートフォンの機能上もモバイルWiFiルーターとして優秀なRakuten Miniですが、電池持ちが悪いという欠点があります。
テザリングするとモリモリ減っていくバッテリー
モバイルWi-Fiルーター代わりにWiFiテザリングし、1時間カメラオンのWeb会議をしたところ、バッテリーは20%減っており残り4時間という予測になっていました。このようにヘビーな使い方をすると半日どころか5時間しか持たないため、モバイルバッテリーなしの運用は厳しそうです。
しかし、今どきモバイルバッテリーなしの生活はあまり考えられない上、USBテザリングも併用することでバッテリー問題は解決可能です。バッテリー持ちさえ解消できればRakuten Miniは最高のモバイルWiFiルーターとして活躍できるだろうと思います。
動画版もあります
YouTube上に実際にRakuten MiniでWiFiテザリング、USBテザリング、Bluetoothテザリングをやってみる動画をアップロードしてあります。よろしければこちらも是非ご一緒にご覧ください!
バッテリー持ちが悪いからモバイルバッテリーで補うという考えに反論。
・鞄の中に入れて持ち運ぶと考えて、モバイルバッテリーに繋げっぱなしでは電池が消耗するので現実的ではない
・頻繁に端子を抜き差しすれば対策できるが、テザリングの性質上充放電のサイクルが早くなる事に変わりはなく、根本的な解決にはなっていない
・小さくて軽いのがこのRAKUTENMiniのメリット(?)だが、モバイルバッテリーを持ち運ぶ前提ならそのメリットが全てかき消される
・最近のスマホはバッテリー持ちが良いものが多く、1日程度の外出ならモバイルバッテリーなしでも普通に使えてしまうほどの物もあるので、モバイルバッテリーなしの生活は十分考えられる
結論 大容量バッテリーのスマホでテザリングをすれば全て解決