先日から情報がリークされていたLGの新機種、LG STYLO 6が発表されました。まずはアメリカで発売されます。
ノッチのある6.8インチディスプレイにトリプルカメラ搭載、本体下部には前モデルLG STYLO 5同様にシリーズの特徴であるスタイラスペンが収納されています。ディスプレイやカメラなどのスペックアップはもちろん、デザインの面でもブラッシュアップされトレンド感を出しながらもLGらしい仕上がりになっています。
早速スペックと特徴を見ていきましょう。
LG STYLO 6のスペック:Helio P35が不安?
LG STYLO 6の主なスペックは以下の通り、
- SoC Helio P35 最大クロック数 2.3GHz
- RAM/ROM 3GB/64GB
- ディスプレイ 6.8インチFHD
- リアカメラ– 13 MP+5MPワイド+深度センサー
- フロントカメラ 13MP
- 4,000mAhバッテリー
スタイラスペンが活きるように、6.8インチもの大型ディスプレイを採用しています。サイズ感としてはファブレットと言ってもいい大きさですね。画像への書き込みはもちろん、ホーム画面や筆記入力を行うことができます。
ペン自体にボタン類は確認できないため、リモコンのような機能はついていないでしょう。カメラは前機種からアップデートされており、解像度こそ13MPですが広角レンズと深度センサーを組み合わせることで迫力のある一枚を収めることができます。
またスピーカーはDTS:X 3Dサラウンドを備えたステレオ仕様になっており、リッチな3Dサウンドでコンテンツを楽しむことができます。
特徴あるモデルを出し続けるLG
エンタメ機として期待できそうなLG STYLO 6ですが、搭載SoCはHelio P35、現在確認されているベンチマークスコアは86,000点ほど。10万点を切るスコアはスペックに不安を感じてしまうのではないでしょうか。
カメラやスタイラスペンなど、機能を十分に発揮できない可能性もあります。LG STYLO 6の価格は220ドル(約23,600円)、LGは価格を優先しSoCを妥協してしまったのでしょうか。しかし、削るのであればカメラが先では…と思っていまいます。カメラで撮影して文字を手書きでいれてSNSに投稿する、というような利用を想定しているのでしょうか。
LGはアメリカではAppleとサムスンに次いで第3位のスマホメーカーですが、市場シェアはジリジリ下がっています。iPhoneやGalaxyに対してニッチ市場で勝負する方針なのかもしれませんね。
グッドデザインで興味深い仕上がりのLG STYLO 6、一方でスペックに不安を残しています。ユーザーはどのように受け止めるのでしょうか。アメリカではBoost Mobileを通じ、既に販売が開始されています。
Source: LG
LGもすっかり落ちぶれたなぁ