Amazon Fire HD 8に新しい2モデルが登場【税・送料込で9,980円～】

AmazonのタブレットであるFireに、新型となるFire HD 8/8 Plusが登場しました。発売は6/3で、現在は予約受付中です。無印版と上位版というラインナップですが、モデル名の通りディスプレイサイズは同じ。

上位モデルの8 Plusは、メモリの増量やワイヤレス充電に対応するというこれまでのFireシリーズにない仕様でありながら、税・送料込みで11,980円～という嬉しい価格設定です。では早速両モデルのスペックを見ていきましょう。

Fire HD 8のスペック【ホワイトがとにかく新鮮】

Fire HD 8は8インチディスプレイ(1280×800)を搭載し、ストレージが32GB/64GBへと増量されています。プロセッサは2.0GHzクアッドコアになり、メモリは2GB。従来よりも30%高速化しているとのこと。

また、端子はType-Cが採用されています。お手軽タブレットの印象が強かったFireシリーズの端子はこれまではMicroUSBが中心であり、本体の仕上げ以上にチープさを感じてしまうポイントでした。

また、カラーも一新され、スレート、ホワイト、ブルーのラインナップです。ホワイトはディスプレイベゼルも白になっており、これまた新鮮な印象。「おじさんのおもちゃ感」がなくなり、手に取りやすくなったのではないでしょうか。

3.5mmジャックは維持されており、視聴端末としての使い勝手は言わずもがな。ボタン類を含め本体のデザインも新しくなっているため、実機でのインプレッションがどのようなものになるのか気になるところです。

デュアルバンドWi-Fiに対応しており、より安定した通信が期待できるでしょう。この辺りは使用感に差が出るポイント。環境にもよりますが、従来のモデルよりもグッと快適になるのではないでしょうか。

価格は32GBが税・送料込みで9,980円、64GBが税・送料込みで11,980円という設定。1TBまでのmicro SDに対応しているため、32GBでも十分かもしれません。もちろんコンテンツによっては外部に保存できないものもありますのでご注意を。

1280×800…1280×800…あっなんでもないです。

Fire HD 8 Plusのスペック【ゲームモード搭載】

上位版であるFire HD 8 Plusはメモリが3GBに増量され、別売（4,600円）のスタンドを使用したワイヤレス充電(10W)に対応しています。スタンドに置かれた状態は「Showモード」と呼ばれ、Echo Showシリーズと同様にAlexaに指示を出すことができます。

本体のサイズやデザインなどはFire HD 8と同様なのですが、新たに「ゲームモード」が設定できるようになり、通知をオフにすることができます。モンストやパズドラのプレイはもちろんのこと、上記の画像ではPUBG Mobileの起動も確認できます。

ゲームモードに処理速度をブーストする働きがあるのかは不明ですが、Fireシリーズでゲームをしたいというユーザーはこれまでも多く存在していました。Amazonはその声をしっかり組み上げ、製品に反映しています。

カラーはスレート1色にして差別化、価格は32GBが税・送料込みで11,980円、64GBが税・送料込みで13,980円という設定。カラーにこだわりがなければFire HD 8 Plusの32GBが一番おいしい、と筆者は感じました。いかがでしょうか。

ただこちらも解像度は1280×800…、8インチというサイズを考えればギリッギリ、許せなくもないですが(許されない)、他に使用している端末が高解像度だった場合どうしても気になってしまうでしょう。

Amazon.co.jpで既に予約受付中

大変魅力的なタブレットではあるのですが、ディスプレイ解像度は譲ってはいけないポイントだった気がします…。

ディスプレイ等一部スペックに不満はあるものの、前モデルから確実に進化を遂げています。また、Amazon.co.jpで簡単に注文できて、税・送料込みで9,980円～で手元に届く手軽さ・安心感がFireシリーズの強みですね。

Source: Amazon