5G対応のゲーミングスマートフォン「nubia Red Magic 5G」が正式に発表されました。現時点では世界最高となる144Hzリフレッシュレート対応や、独自の冷却システム搭載など、まさにゲームプレイに特化したといえるスペックとなっています。
3月中旬より中国国内で発売予定、価格は最安モデルで3,799元(約5万7,000円)です。
目次
主なスペック
プロセッサとしてSnapdragon 865を採用し、5G通信に対応。ゲームプレイに限らず、あらゆる処理をストレスフリーにこなせる性能といえるでしょう。
主なスペックは下記の通りとなっています。
・ディスプレイ:6.65インチ有機EL (1080 x 2340px)
・サイズ:168.6 x 78.0 x 9.8mm
・重さ: 218g
・本体色:ハッカーブラック, マーズレッド, サイバーネオン
・OS:Android 10.0
・SoC(チップセット):Qualcomm Snapdragon 865
・メモリ: 8GB / 12GB / 16GB
・ストレージ: 128GB / 256GB (microSD非対応)
・リアカメラ: 64 + 8 + 2MP (トリプルカメラ)
・インカメラ:8MP
・バッテリー容量:4500mAh、55W急速充電 (15分で56%充電可能)
・ハイレゾ対応, クーリングファン内蔵 、IPX 5, あらゆる方向からの噴流水を受けても問題なし、イヤホンジャックあり
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ゲーミングスマホならではの機能を搭載
総じてハイレベルなスペックのnubia Red Magic 5Gですが、ゲームプレイに役立つ機能を数多く搭載しています。
ユニーク機能その1:ファン冷却に液冷を組み合わせた「ICE 3.0」
ゲーミングスマホといえば、本体の発熱を抑える「液冷機構」でおなじみです。nubia Red Magic 5Gは、その液冷に加えて回転式のファンを搭載。「ICE 3.0」と名付けられた本体冷却システムは、ゲームプレイだけでなく高速充電時(55W)の発熱防止にも役立ちます。
ユニーク機能その2:300Hzサンプリングレート対応の側面タッチキー
本体側面には、300Hzサンプリングレートに対応するタッチキーを2つ搭載。本体を水平に持ったゲームプレイ時に重宝しそうです。ディスプレイの144Hzリフレッシュレート・240Hzサンプリングレート対応とあわせて、非常になめらかなプレイングが可能となります。
ユニーク機能その3:充電だけでなく、オプション拡張も可能な端子
マルチな活躍ができる接続端子を本体側面に搭載。充電に使用することによって、本体を水平に持っても充電ケーブルを気にせずゲームをプレイできます。また、ヘッドホンやネットワークケーブルなどのオプション拡張も可能とされ、多彩な活用方法がありそうです。
ラインナップと価格
基本のカラーリングは3種類ですが、やや高価なクリアバージョンも用意されている様子。今月19日より中国国内で発売予定で、価格は以下の通りとなっています。
【通常版】
・8+128GB:3,799元(約5万7,000円)
・12+128GB:4,099元(約6万1,000円)
・12+256GB:4,399元(約6万6,000円)
・16+256GB:4,999元(約7万5,000円)【クリアバージョン】
・12+256GB:4,599元(約6万9,000円)
・16+256GB:5,199元(約7万8,000円)※円換算額は記事公開時のレートによるもの
最近は、ゲーミングスマホとしてXiaomiのBlack Shark 3シリーズが発表されたばかり。また、Lenovoによる「Legion」も近日発表と噂されています。一般的なスマホのスペックは長足の進歩を遂げていますが、ゲーミングスマホはユニークな機能でユーザーの人気を獲得できるのでしょうか。今後の売れ行きに要注目です。
Source: nubia公式
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