つい先日発表され、telektlistでもかなりの注目を集めているMi 10 / 10 Pro。しかし皆さんが何より気になったのは、その価格ではないでしょうか。
Mi 10とMi 9の価格を比べてみると、Mi 10の最小構成モデルは8GB+128GBで3999元(約6.2万円)と、Mi 9の同構成モデルの3299元(約5.1万円)よりも約1.1万円高く、Mi 10 Proは8GB+256GBで4999元(約7.8万円)とMi 9 Pro 5Gの同構成モデルの3799元(約6万円)より約1.8万円高くなっています。
これについて、Xiaomi副総裁のルー・ウェイビン氏が5つの主な理由を挙げて説明しています。
1:4G対応のSnapdragon 855から5G対応のSnapdragon 865でコスト2倍に
2:水滴型ノッチ&フラットスクリーンからパンチホール&3Dカーブスクリーンでコスト2倍以上に
3:4800万画素の3眼カメラから1億画素の4眼カメラ、そしてデュアルOISにDxO Mark 1位の実力
4:LPDDR4からLPDDR5でコストが20%アップ
5:バッテリー、急速充電、冷却装置、外観で大幅なコストアップ
某Mate 30 Proと比べると、SoC、スクリーン、カメラ、充電等全てにおいて勝っており、Mate 30 Proが6899元する一方Mi 10 Proは4999元と約2000元(約3.1万円)安くなっています。
こうして見ると、Mi 9からMi 10はかなりアップグレードしていることが分かります。また海外メディアavacus newsによると、コスト上昇の内、半分はSnapdragon 865へのアップグレードによるものだと雷軍氏が述べたそうです。
近年、Xiaomiに限らずどのメーカーもフラッグシップモデルの値段は上昇を続けています。スマホの利益率を5%以内に収めると宣言しているXiaomiでもそうなるということは、仕方のないことなのでしょうか(ちなみにその宣言は守られていないのではないか、と中国杭州市の裁判所から指摘されています)。
そう考えると、OnePlusはOnePlus 8、8 Pro以外にLiteも出す、という噂にも納得がいきます。Xiaomiも、Snapdragon 865搭載のRedmi K30 Proの発表が近づいており、そちらの価格に注目が集まります。
Source:Weibo、avacus news
だからと言って78000円にはならんやろ。
わざわざレッドミとかと分けたとか、確実にブランドイメージ上げたいです、て言ってるようなもん。