台湾HTCの新CEOであるイヴ・メイタース氏はサンフランシスコで行われたイベント、 TechCrunch Disruptのステージに登壇しました。また、HTCのスマートフォンメーカーとしての活躍領域はハイエンド端末の領域に戻るという見解を示しました。
このイベントのステージでメイタース氏は、HTCのスマートフォン開発が他のメーカーに遅れているという事実を認めました。しかし、それは仮想現実の分野の開発に集中したためであり、現在は回復中であると説明しました。
また、“もはやHuaweiの最新端末は皆が使えなくなった”という前置きの後に、“HTCが数ヶ月内に提供するハイエンドクラスの最高の端末、写真によって、どのように再び顧客の望むものを提供するできるかが問題である。”と意味深な発言をしました。
HTCは去年発売されたU12+からフラグシップのスマートフォン発表していません。加えて先月、HTC Taiwan社長のダレン・チェン氏が先月、台湾市場においてミドルレンジのスマホに集中する旨の発言をしたばかりです。
また2019年9月の売上高は、12億8,000万台湾ドル (約44億円)に上り27ヶ月ぶりになんとか前年同月比でのプラス成長を達成しました。しかしこれは全盛期の2011年9月の売上である453億8,800万台湾ドル(約1,568億円)から見ると、3%に満たない数字です。
VR事業によってなんとか財政が成り立っているとも言える同社のスマートフォン事業での、起死回生の次の一手に注目です。
Souce:Techcrunch
というかHTC、最新機種のU19eすらECサイトに並ばなくて、台湾でしか売らないのも転落の原因だと思う
マーケティング部門はクビにすべきだよ