9月23日、Googleは350以上のアプリとゲームを利用できる月額制サブスクリプションサービス「Google Play Pass」を発表しました。10日間の無料試用期間があり、その後12ヶ月は月額1.99ドル、12ヶ月後からは月額月額$4.99で利用可能です。
広告・追加課金なし
GoogleはGoogle Play Passについて月額利用料を除き「すべて無料。広告、アプリ内購入、前払いはありません」と説明しています。
Play PassにはNintendo SwitchやPS4でも人気の農場シミュレーション「Stardew Valley」から、自撮りアプリの「Facetune」まで幅広いゲームやアプリが用意されています。
名作ゲームが毎月追加
ゲーマーなら耳馴染みのある「Terraria」、「Monument Valley」、「Star Wars:Knights of the Old Republic」、「LIMBO」、「Mini Metro」といった名作ゲームが含まれている他、毎月新たなタイトルが追加されます。「This War of Mine」や「Cytus」といった有名タイトルが追加予定に含まれています。
Google Playもアップデート
Play Passに含まれるタイトルを発見しやすくするため、Google Playに「Play Pass」のタブが新たに追加されます。
アプリは家族で共有可能
Google Playのファミリーライブラリ同様、Play Passのサブスクリプションも最大5人の家族と共有することができます。各家族はPlay Passに個別にアクセスできるため、他の人がダウンロードしたりプレイ中でも影響されることはありません。
日本でのサービス開始は
Play Passは今週中に米国でサービス開始。近日中に他の国へサービス拡大される予定です。
日本でのサービス開始がいつになるのかは不明ですが、ゲームアプリといえば「基本無料+ガチャ課金」というシステムが定着している日本で、低価格な月額定額制サービスがどう受け入れられるか興味深いところです。
似たようなサービスとしてauスマートパスがありますが、追加課金なしというわけではないので、今後どのように棲み分けを図っていくのかも気になります。
Apple Arcadeとの競争激化か
Google Play Passが9月20日にはじまったApple Arcadeに対抗するサービスであることは明らかですが、ゲームやアプリがApple Arcadeより豊富な上、最初の1年間は1.99ドル/月と、Googleは後出しジャンケンの強みを目一杯に活かしています。
ただし、Apple Arcadeにはスクウェア・エニックスの「VARIOUS DAYLIFE」など完全新作タイトルも用意されており、質の面ではAppleが勝っているといっていいでしょう。
今後、独占タイトルなどを巡ってGoogleとAppleの争いが激化するのは避けられない見通しですが、ユーザーとしては楽しみな限りです。
Source:Google
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