デザインが刷新されたHuawei P30 Proの新バリエーションが発表されました。発売は9月20日からを予定されており、全世界で購入が可能になります。日本発売についての情報は明らかとなっていません。
IFA2019で発表されたのは二色のバリエーションで、それぞれミスティックラベンダーとミスティックブルーという本体カラーになっています。これまでのカラーバリエーションと合わせると、合計7色ということになります。
どちらのカラーバリエーションもPixel風のデュアルトーンカラーが特徴で、背面パネルの上と下で違った質感が楽しめるようになっています。
ツヤとマットの質感がいい - デュアルトーンデザイン
Huawei P30 Proの新色では背面パネルの上下でデュアルトーンデザインになっています。上部分がツヤありのメタリックな色味で、下部分ではマットの落ち着いた色味が再現されています。
ツヤありのスマートフォンはその光沢感からゴージャスな印象を与えてくれますが、指紋などの汚れが目立ってしまうことが多いです。新色のデュアルトーンデザインでは手で握る下部分がマットになっているため、汚れの心配をせずにどちらの質感も楽しめるでしょう。
一見無駄なデザインですが、実用上のメリットもあるということです。
EMUI 10搭載・Googleアプリ対応
これまでにも存在していた五色のカラーバリエーションでは、EMUI 9が工場出荷時から搭載されていました。新たに発表された二色では、 EMUI 10(Android 10ベース)が標準搭載されています。
Huaweiの新機種として発表が予定されているMate 30シリーズではGoogleアプリに非対応という情報が流れていますが、P30 Proは問題が起こる前の機種なので、Googleアプリにもきちんと対応しています。
ツートンカラーデザインで新たなブームを起こせるか
HuaweiがP20シリーズのフラッグシップモデルとして発表したP20 Proは、トワイライトカラー(Twilight)の背面グラデーションデザインが大きな注目を集めました。
P20 Proのパープルとブルーに近いグラデーションは他メーカーにも模倣され、多くのスマホに採用されています。
実はデュアルトーンデザインが採用されたのはP30 Proが初ではなく、既に海外で発売されている中価格帯のスマホ、P Smart Zが初出です。
今回P30 Proに採用された新色のデュアルトーンデザインですが、今後はライバルメーカーも同様のデザインを採用していく動きが見られるのかもしれません。
Source: Huawei
エッジディスプレイとノッチさえなければ…