京セラのタフネススマホの最新機種、TORQUE G04が8月30日にauより発売されます。
数あるタフネススマホの中で最新機種となるTORQUE G04ですが、どんな機能に対応しているのでしょうか。スペックも併せて解説していきます。
TORQUE G04ってどんなスマートフォン?
TORQUEは京セラが出すタフネススマホのブランドです。TORQUE G04は名前の通りその4世代目です。
ブルーの筐体が目立ちますが、ブルーの他にもアウトドアで目立つ色のレッドや、落ち着いた色のブラックもあります。
タフネススマホらしい耐久性
TORQUE G04はの真価は耐久性です。防水性能はIP等級で示される一般的なスマートフォンより遥かに強く、真水だけでなく海水、温水に対しても耐久性を示します。やろうと思えば海中撮影機としても使うことができますね。
もちろん耐久性も高いです。本体の落下、鋼球の落下、衝撃、振動、粉塵に対して耐久があります。どんなシーンでも壊れることにくいスマートフォンに仕上がっています。
また、高温、低温環境にも耐えられる設計になっています。寒冷地でバッテリーがいきなり0%になって使用不可能になったり熱帯でオーバーヒートして端末が使用不可能になることも無さそうです。
標高約4500m相当の気圧でも動作が保証されています。気圧の変化が激しい職場の方やアルピニストには嬉しい仕様ですね。あとは衛星電話対応でさえあれば地球上どこでも使えそうな雰囲気となっております。
内部スペックは2年以上使える代物
スペックも割と優れています。SoCはSnapdragon 660、RAM / ROMは4GB / 64GB。長期間利用しがちなタフネススマホとしても十分なスペックを持っています。
京セラが一番アピールしているのはカメラです。カメラは2400万画素のメインカメラと800万画素の135°(焦点距離にしてフルサイズ換算9mm!!)ワイドカメラのデュアルカメラとなっており、広く撮影したいというアウトドア使用を想定した構成となっています。
Xiaomi Mi 9T(Redmi K20)の広角カメラが124.8°、Huawei P30 Proの広角カメラが103°であることを考えると非常に広く撮影できるということがわかりますね。
ワイドカメラ作例
また、独立したシャッターボタンがあり、ディスプレイタッチができない水中でも快適に撮影ができるようになっています。
細かいところにもタフネススマホらしい配慮が!
バッテリーは2940mAhと少し心もとないですが、タフネススマホらしくバッテリー取り外しができるようになっています。別売りのバッテリーを換装することで、充電できない環境でもすぐにバッテリーを100%に回復されられます。なお、端末本体はUSB Power Delivery 2.0対応です。
ディスプレイは5.0インチの1080pFHDのTFT液晶と一昔前のスペックですが、濡れた手でも、グローブをはめていてもタッチができるというスグレモノです。筆者のXperia Z UltraやiPhone 7は防水端末ですが濡れた手では操作ができず、イライラしたことが多々ありましたがTORQUEであれば問題なさそうですね!(※XperiaはZ4から濡れた手でも操作できるようになっています。)
横幅は73mmとそこまで大きくないですが、厚さは13.4mmと厚く、重量は200gと重いです。いかにもタフネススマホといったサイズ感です。
別途販売されているアクセサリーで便利そうなのがカラビナです。ザックに取り付ければいつでもさっと見れるスマートフォンとして活躍しそうですね!
と、このようにTORQUE G04はなかなか尖った端末です。価格は約8万円と1世代前のiPhoneや、ハイスペックAndroidスマホと同じぐらいの価格であるので、コストパフォーマンスを考えると一般の方には安易におすすめすることはできません。
しかし、こういったタフネススマホという付加価値はTORQUEにしか無いものです。登山、トレッキング、ボルダリング、沢登り、スキーなどの山系や、サーフィン、ダイビングといった海系のアウトドアの趣味をお持ちの方は検討に値するスマートフォンだと思います。
TORQUE G04はauから8月30日より発売開始、価格は79,920円(税別)で現在予約受付中です。
Source : Kyocera
取り外し可能バッテリーええなぁ