Huaweiの新しいフラッグシップモデル、Huawei Mate 30およびMate 30 Proの発表に関する有力な情報が入りました。加えて「Lite」の名称がつく、廉価版も登場すると見られています。
これまでスペック予測に加えレンダリング画像や実機のリークがされましたが、公式に近い情報はこれが初めてです。Huawei Mate 30と30 Proはヨーロッパで、9/19に発表されることとなりそうです。
Huawei Mate 30と30 ProはKirin 990を搭載
情報元は、Huaweiの関連会社であるHuawei Consumer Business SoftwareのCEO、ワン・チェングル氏。搭載されるSoCはKirin 990になるとのこと。
Kirin 990はKirin 980に引き続き7nmの製造プロセスで高い電力効率を目指しています。さらにHuawei初となる5G対応モデム、Balong 5000が組み込まれているとか。
これまではKirin 985が搭載されると噂されていました。なお、Kirin 980と製造プロセス自体は変わらないので、Kirin 980と990もSnapdragon 855と855 Plusの性能差と同程度であることが十分考えられます。
また、30 Proは背面のカメラモジュールに、40MPの大型センサーを搭載するそうです。その他のスペックは未だ予想の域を出ていません。
Huawei Mate 30 Liteも登場?
Huawei Mate 30 Lite、またはHuawei nova 5i Proとして登場予定
加えて発表が予想されたのが廉価版であるHuawei Mate 30 Liteです。パンチホールやクアッドカメラなど、注目度の高い躯体デザインが採用されています。ソフトウェアに関しては、HuaweiオリジナルOSであるHarmony OSが初搭載される可能性もあるそうです。
Huawei Mate 30と30 Proに関してはAndroid Qが実装されるとされ、HuaweiとGoogleの複雑な利害関係が見え隠れしています。いずれも価格なども明らかになっておらず、発表が待たれます。
今の所、逆風の中でも強さを発揮しているHuaweiですが、Huawei Mate 30と30 Proは中国国外の消費者にどのように受け止められるのでしょうか。
Source: hi-tech
コメント
※暴言・個人攻撃等は予告無しに削除します