Samsungは、Galaxy Note 10に続いて、"スマートフォンの良さを活かしたノートPC"であるLTE対応のGalaxy Book Sを発表しました。
Galaxy Book Sは、PC向けのSoC「Snapdragon 8cx」で動作する超薄型で軽量のノートPC。OSにWindows 10 Home / Proを採用しているため、本格的なノートPCとして使用することができます。
主な仕様
Snapdragon 8cxは、クアルコムがマイクロソフトと共同で開発した64ビットのオクタコアプロセッサです。Galaxy Book SはSnapdragon 855搭載のGalaxy Book 2に比べ、CPU性能が40%、グラフィックス性能は80%アップしています。
RAMは8GB(LPDDR4X)。内部ストレージは256GBと512GBの2種です。最大1TBのmicro SDスロットがあります。
驚異的なバッテリー持続時間
バッテリーはQuick Charge 2.0およびPower Delivery 2.0に対応。容量は42Whで、バッテリー持続時間は動画再生時に23時間となっています。バッテリー切れを気にすることなく使えるノートPCに仕上がっています。
タッチ対応のディスプレイ
ディスプレイは13.3インチ、フルHD(1920x1080)TFT液晶。10ポイントマルチタッチスクリーンで、タッチ操作に対応していますが、Galaxy Noteのようなスタイラスペンなどはなく、またタブレット型で使用することはできません。
その他
LTE Cat.18、Wi-Fi 802.11 a / b / g / n / ac(2.4 / 5GHz)に対応しています。
Windows Helloに対応した指紋センサーや、動画チャット用の720p HDカメラを搭載しています。
サイズ・重量
サイズは305.2×203.2×6.2~11.8ミリ、重さは0.96キロ。色はシルバーとローズゴールドの2色となっています。
価格・発売時期
米国では9月に999ドル(約10万6000円)で発売されます。
鍵になるのは内部ストレージか
筆者はこれまで多くのWindowsタブレットやモバイルノートPCを使用してきましたが、毎回必ずぶつかる壁が「Windows Update」です。
Windowsの大規模アップデートのたびに、ストレージ容量不足でWindows Updateができないという事態に遭遇してきました。
現在筆者のPCでは、ほとんどのアプリを別ドライブにインストールした状態でも100GBほどが使用されています。ハードにPCを使いこなす方の場合、256GBの内部ストレージでは遠からずWindows Updateができなくなるのではないかと思われます。
Galaxy Note10より安いぐらいですので、購入するなら最低でも512GB版にするべきでしょう。
ほぼ同サイズで同じ13.3インチディスプレイのMacBook Airに対し、約300グラム軽くほぼ倍の駆動時間があるのは、用途によっては大きな魅力になるでしょう。
Source:Samsung
知識無いけどかなり良さげ