Zenfone 6が最新のアップデートでARCoretと8倍ズームに新たに対応し、カメラ性能等も向上することが明らかになりました。
既に配信されているv16.1210.1906.156アップデートの内容は以下の通りです
- ARCoreに対応
- カメラ性能の向上
- 8倍ズームに新たに対応
- FHDビデオ撮影時の時間制限を撤廃
- 音量ボタンで動画撮影の開始・停止操作が可能に
- 写真のノイズ低減
- フリップカメラの安定性向上
- スクリーンショット撮影時のバグの解消
- 6月のセキュリティパッチ
ARCoreに対応
Zenfone6は今回のアップデートで、ARCoreに対応します。ARcoreとは、iPhoneでいうARKitと同等のもので、デバイスにAR処理能力を付与するものです。
ARCoreでは、スマートフォンのカメラの映像とモーションセンサーにより、対象物をまるでその場にあるかのように画面に表示させることができます。
Xperiaには独自のARエフェクトが既に搭載されていますが、ASUSの一般ユーザー向けのスマホではAR機能は実装されていませんでした。
なお、ASUSはセキュリテイパッチやアフターサービスにあまり力を入れていないメーカーです。旧世代のZenfoneへの実装は期待するべきでないでしょう。
8倍ズーム
新たに対応した8倍ズームはデジタルズームです。
Zenfone 6は光学ズームには残念ながらハードウェアが非対応なので、純粋なデジタルズームになります。
Zenfone6の標準レンズは最大4800万画素ですが、8倍ズームをするとたったの100万画素となってしまいます。画像処理によって、如何に綺麗に補正できるかがASUSの力の見せ所でしょう。
カメラ性能の向上に期待
Zenfone6は、カメラ性能の高さで知られるXiaomi Mi 9と同じソニーのイメージセンサ「IMX586」を搭載しています。
また、Night ModeというHuaweiの夜景モードのような機能も実装されています。
全体的なカメラ性能は高く評価されていますが、特に夜景において他のフラグシップ機と比べた時にノイズが酷い、もやもやしていて色の鮮やかさに欠けるといった批判がありました。
これらの欠点は今回のアップデートによるノイズ低減によって多少改善されるでしょう。
Source: XDA Developers
中華スマホは生理的に無理だから台湾のZenfoneええやんってなってたけど防水じゃないのが痛い…防水だったら即買いしてたのに