Googleがタブレット事業から撤退します。現在、GoogleはPixel SlateというChrome OSを搭載したタブレット端末を海外で販売していますが、タブレット市場からは撤退して今後はPixel Bookのみに注力するということです。2012年のNexus 7から始まるGoogleの長いタブレット史に終止符が打たれることになりました。
以前、公式サイトからタブレットについてのタブが消え、Googleがタブレットから撤退したのではないか?と言われていましたが、それが現実になってしまいました。現在開発中といわれる2機種のタブレットの開発は中止となる模様です。
タブレットからの撤退は6月19日のGoogleの社内会議で承認され、現在タブレット部門に在籍していた社員の異動を調整しているということです。既にほとんどがラップトップ部門、すなわちPixel Book部門に移籍したとも伝えられています。
注意すべきは、あくまで今回撤退するのはGoogleのタブレット事業であり、PixelスマホなどGoogleのその他のハードウェア事業、他社のAndroid・Chrome OSタブレット事業は今後も続くということです。
タブレット分野ではAppleのiPadが圧倒的に強く、Androidタブレットは息絶え絶えな状況がここ数年は続いていました。SamsungとHuawei以外、めぼしいAndroidタブレットはここ数年発売されていません。
なお、既に発売されたPixel Slate等に関しては、サポートとアップデートが2024年の6月まで続きます。Googleはタブレットから撤退しましたが、Chrome OSを搭載した他社のタブレット端末がまるごと消える訳ではありません。Chrome OSの開発チームは、今後もラップトップとタブレットの両方に向けて開発を続けていくとしています。
Source:ConputerWorld
そうなると7インチのスマホが欲しくなる