スマートフォンのシェア1位を誇るSamsungが、中国国内に1つしかないスマホ組み立て工場で生産数と従業員を削減することが明らかになりました。
同社は6ヶ月前にも中国国内に2つある工場の内の1つを閉鎖しています。公式にレイオフの宣言をしたわけではありませんが希望退職者も募集しているようです。
中国市場でのシェア低下が大きな要因か
Samsungはかつて中国市場で20%のシェアを誇っていました。しかし、OPPOやXiaomi、Vivo等の中国ブランドが成長し、市場シェアを徐々に奪われていきました。
中国ブランドのスマートフォン、いわゆる中華スマホは手頃な価格で高性能な端末を手に入れる事ができるのに加え、高価格帯ラインではHuaweiスマホの性能向上が著しく、顧客が流れたからです。
そのため、全ラインナップでユーザーが減ってしまいました。現在Samsungは代表的モデル Galaxy SシリーズとGalaxy Noteシリーズに加え、ミドルレンジモデルのGalaxy Aシリーズを中国で販売していますが、同社の中国国内でのシェアは1%未満にまで落ち込んでいます。
Samsungの中国国内での努力は実らず
Samsungは初めて自社生産ではないモデルGalaxy A6sまで投入し、中国国内でのSamsungの再浸透に力を入れてましたが販売台数は伸びず不発に終わっています。
実店舗の売り場でももう見かけることは少なく、Samsungは他のGalaxy Aシリーズを6月に続々と発売する予定ですが厳しい状況です。
該当地域で生産し、そのまま販売する主要市場から周辺市場へSamsung内での位置づけが転落したこと。それが今回の生産数の削減に繋がったと思われます。
Samsungは6月14日まで従業員に自主退職の機会を与えているようです。これは中国市場のシェア争いからの撤退を表しているでしょう。
Source: Gizmochina
国内メーカーがここまで頑張っちゃったら今となっては馬鹿高い値段なのに国内の方が遥かに安くて性能も上の機種バンバン出されたらむしろ今までのよくもボッタクってくれたなSamsung!!って思う人も多いんじゃないかな?
Appleは馬鹿高いけどスマホの先駆けみたいなもんだしジョブスの力もあってブランド力はあるにしても
Samsungなんて所詮他国の技術の寄せ集めみたいな企業だし大したブランド力なんて無いしそりゃシェアがどんどん下がるわな