iPhone 16シリーズでは、全モデルが最新チップA18搭載機となるようです。現行のiPhone 15シリーズは、下位モデルのiPhone 15 / 15 Plusは一世代前のA16 Bionicを搭載し、上位モデルのiPhone 15 Pro / 15 Pro Maxが最新のA17 Proを搭載する形でした。また、その前世代のiPhone 14シリーズも、上位モデル限定で最新チップセット(A16 Bionic)が搭載されました。
iPhone 16シリーズは、iPhone 13シリーズ以来3年ぶりに4モデル共通のチップセット搭載になりそうです。
チップセットを統一することでAI機能を新シリーズ共通にすることが可能になるか
iPhone 16シリーズ4モデルに搭載するチップセットを(3年ぶりに)統一する目的の一つとしては、新モデルが提供するAI機能(”Apple Intelligence”)を共通化することが考えられます。
AppleはAI処理をクラウド上(オンライン接続前提)でなくオンデバイスで実現することを重視しています。iPhone 16シリーズ下位モデルが上位モデル同じチップセットを搭載することで、上位モデルと同等のAI機能を提供する形になるかもしれません。
他方で、A18チップを全面採用することによりiPhone 16シリーズの最低価格が大幅に値上げされる懸念が出ます。現行のiPhone 15シリーズの最安モデル(無印の128GBモデル)の価格は124,800円です。iPhone 16(無印)の搭載チップセットがA16 BionicからA18への2世代進むことになれば、無視できないコスト高要因にはなりそうです。iPhone最新モデルを手に入れるには最低15万円は必要になる時代に間もなく突入するかもしれません。
Source: MacRumors
はい