ミッドハイ機向けのチップセット、Snapdragon 7 Gen 3が正式発表されました。7 Gen 3はCPU性能面では、Snapdragon 7+ Gen 2より劣ったものとなりました。その分コストが抑えられることになるでしょう。
Snapdragon 7 Gen 3 | Snapdragon 7+ Gen 2 | |
製造プロセス | TSMC 4nmプロセス | TSMC 4nmプロセス |
CPU構成 | 2.63GHzのプライムコア1個+2.49GHzのパフォーマンスコア3個+1.8GHzのエフィシェンシーコア4個 | 1個のCortex-X2@2.91GHz + 3個のCortex-A710@2.49GHz + 4個のCortex-A510@1.8GHz |
GPU | Adreno GPU(おそらくAdreno 720 GPU) | Adreno 725 GPU |
Snapdragon 7+ Gen 2のような「準ハイエンド機向けSoC並み」性能にはならない模様
Snapdragon 7+ Gen 2は準ハイエンド機並みの性能を持ったチップセットですが、その分コストも高かったためか、採用が拡がりませんでした(Redmi Note 12 Turboやrealme GT Neo5 SEが採用。)
Snapdragon 7 Gen 3は、7+ Gen 2よりもスペック・コストを落とすことで、より幅広い普及を目指すようです。
まあ正当進化だな
+Gen2は過剰なゴリ推しSoCで一石を投じる存在だったと思うけど
CPT(CostPerTransistor)が変わらない以上は市場の対応は冷たい