先日AppleがMacBook Pro等に搭載用に発表したApple Silicon M3のGeekbench(6)スコアが発見されました。シングルコアが3,000点前後、マルチコアが11,500点前後のハイスコアとなりました。前世代のApple Silicon M2のマルチコアのスコアが9,700点弱であったので、約20%の処理性能向上となりました。
なお、Apple Silicon M3 MaxのGeekbenchスコアも明らかになっています。シングルコアのスコアもM3よりも数%高めで、マルチコアでは20,000点強となっています。
PC向けチップセット市場におけるライバルとなるSnapdragon X Eliteとの性能競争が今後楽しみ
Qualcommが先日発表したノートPC向けチップセットSnapdragon X Eliteは、今後Apple Silicon Mシリーズの強力なライバルとなりえます。Oryonコアを搭載したSnapdragon X EliteのGeekbenchスコアは以下の通りとされています:
- Snapdragon X Elite A搭載機: シングルコアが2,956点、マルチコアが15,226点
- Snapdragon X Elite B搭載機: シングルコアが2,762点、マルチコアが13,845点
つまり、Apple Silicon M3に比べ、シングルコア点数では同程度、マルチコア点数では上回っています。一方、Apple Silicon M3 Maxに比べると、マルチコア点数でも下回っています。
今後のApple Silicon Mシリーズ対Snapdragon X Eliteシリーズのパフォーマンス競争が楽しみになってきましたね。
Source: via: MacRumors, GSMArena
無印以上にスペック削ったProの存在価値が想像以上にやばいね
EliteのTDPを80Wまで上げるだけでほぼ並べるって…