Googleが来秋発表予定のPixel 9シリーズに搭載予定のTensor G4ですが、サムスンの4nmプロセス(4nmプロセスとしては第3世代のSF4P)で製造されるようです。なお、現行のTensor G3も同じくサムスンの4nmプロセスで製造されましたが、Tensor G4が製造されるSF4Pよりも古いプロセス(SF4)で作られていました。
韓国メディアによると、Googleは既にTensor G4の製造をサムスンに発注済みのようです。
Tensor G4はExynos 2400がベースとなる見込み
Tensor G4は、年末年始にサムスンよりリリースされる予定のExynos 2400(こちらもSF4Pで製造される見込み。)がベースとなる見込みです。
最近のリークによると、Exynos 2400はGeekbenchスコアでまずまずのハイスコアを記録しています(シングルコアが2067点・マルチコアが6520点。)なお、Tensor G3のGeekbenchスコアはシングルコアで1750点前後・マルチコアで4,500点弱です。Tensor G4のGeekbenchスコアは、Exynos 2400の水準になることが有力視されます。
Tensor G4はTensor G3の「マイナーチェンジ版」とはいえ、処理性能面では大きなアップグレードになりそうです。
Googleは、再来年にリリース予定のTensor G5(Pixel 10シリーズに搭載見込み。)については、本格的な独自設計チップセットとすべく開発を進めていると言われます。Googleは、チップセット開発への多額の投資を回収するためにも、現状世界販売台数1,000万台/年規模のPixelブランド機の市場シェアの拡大にもこれまで以上に積極的に取り組んでいくことが見込まれます。
Source: m.mk.co.kr
G3は周回遅れ性能でコスパ悪かったし、G4G5で巻き返し頼むぞ